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2007年4月13日 (金)

空、その4 黄砂

2007年4月12日(木)

 いま日本全国で「黄砂」が問題化している。中国で工業化が進み、土地が乾燥化砂漠化した上に、煤煙や有毒ガスが黄砂とともに海を越え、日本に降り注ぐようになったからだ。とはいえ、黄砂そのものは有史以前からあったこと。日本の土壌や生態系にも大きな影響をおよぼし、特に平尾台では無くてはならない要素だ。
 実は雨水に溶けると、後にほとんど何も残らない平尾台石灰岩地帯の、地表を薄く覆っている土は、毎年の黄砂と、ほんのときどきの阿蘇火砕流で出来ているらしいのだ。黄砂が一定量の土を供給しないと、雨水が洗い流す土の量がまさり、平尾台は岩だけの台地になっていく。いまのような石灰岩盤の先端部分だけが地表に飛び出している(半裸出カルストの)状態は微妙なバランスで保たれていて、自然の活動や人間の活動が変化すると、長い年月には台地の景観も一変する。
 写真は、4月12日の夕方で、視界は5kmほど。周防方面も響方面も市街地は薄黄色のベールに隠れ、日没の太陽は光彩の輪に覆われた。Dsc06038Dsc06037Pic000040

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