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2007年11月10日 (土)

平尾台のジャンボ葉牡丹

 四年前から大きな鉢植えのハボタンを栽培し、平尾台の特産にしたいと考えている。兵庫県丹波市の実家の母が、もうずいぶん以前から高さが1mになるほどの葉牡丹を育てている。はじめは冬のあいだ、庭をにぎやかにする趣味だったものが高じて、いまは千鉢以上も育て、出荷している。特に「踊り葉牡丹」という技法は、普通3年生の株で完成するのだが、母は1年仕立てで実現するテクニックを発見した。年末年始、門松がわりにホテルやお寺や各家の玄関で、春までの庭飾りに重宝されている。
 平尾台に来たとき、キャベツ畑が目に付いた。カルスト高原キャベツという、ブランドにもなっている。だったら、ハボタンもいけそうだ。また平地より3度ほど低温で、冬の訪れが早いので、色付くのも早いだろうと思った。Dsc03262
Dsc03258 葉牡丹は夏から秋の成長期は、普通に濃い緑色をしている。日照時間が短くなり、気温が下がる時期に、成長床にしていた栄養豊かな畑から、貧沃な土を入れた鉢植えにすると、茎の先端から白や赤紫の葉が次々でて、緑の葉と入れ替わり、ボタンの花のようになる。色が変わる仕組みは、紅葉や落葉で冬に植物が身を守るのとおなじだ。日照が少ない冬はまともな光合成ができないので、消耗をおさえるため、葉緑素とカロチノイドが抜けた葉は白くなり、そこにシアニジン系のアントシアニンが合成されると赤色が発色する。12

(だから、鉢に肥料をたっぷり与え、日当たりの良い温室に置いたりすると、単に葉がボウボウのキャベツまたは濃い緑の白菜として冬を過ごす・・・というわけで、お買い上げの方、くれぐれも過保護にしないで下さいね。水だけ切らさなければ、厳しい環境が発色を良くしますから)

 冬の間は茎や葉に栄養を貯え、消耗を控えてやりすごす。春になり光が強くなり気温が上がると、一気に葉牡丹の芯からニョキニョキ茎を伸ばし、花を付ける。この黄色い花を見ると、コイツがアブラナだったと思い知らされる。

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