2014年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 3℃ちかく暑い7月 | トップページ | パークに求められること »

2008年8月13日 (水)

ガストフロント

 7月27日に福井県敦賀市でテントを吹き飛ばし、死傷者10名を出した突風は、ガストフロントもしくはダウンバーストだと報じられた。ちょうど一年前の7/29に平尾台で行われたピクニックコンサート中の突風も同じだった。(範囲が狭く限定されたのでマイクロバースト?)。このときは突風を予測し、急きょテントをたたんで24m/sの突風をやりすごした。予測の徴候は「黒雲」「雷鳴」「気温低下」に加え、「気圧上昇」である。前3つは五感でわかる。
 実は平尾台ではガストフロントもしくはダウンバーストと思える突風はよく起こる。今年も5/19の昼前に気圧急上昇・気温急降下を前触れに激しい降雨と直後の突然の風速25m/sの突風を観察している。竜巻ではなく風向は一定で、風の息がなく短時間だが強く一定の風が吹く。福井の事故も稀な事象と扱われているようだが、知られていないだけで見過ごされているのではないだろうか。
 最近気象庁も、雷注意報にあわせて竜巻注意報も出されるようになった。これにはガストフロントなども含まれているようだから、もっと衆知するべきだ。用語は「青天の霹靂風」がよいかも。静穏で暖かい日に、忽然とむら雲が立ち上り、急に涼しくなり、雷鳴、瞬間的豪雨と猛烈な突風が吹き荒れる。という映画のワンシーンのような現象である。下記は突風時前後1時間の変化である。

事 前 → 発生時 → 事 後
気 温   -2〜4    +1〜2
気 圧   +2〜4    元に戻る
無風か弱風 25m/s以上  無風

 積乱雲は太陽の熱で地表が熱せられ、水蒸気と空気が作る上昇気流で発達する。どんどん雲が出来てやがて雨や雹になって落ちてくる。雨が引きずって来たり、水分の蒸発で冷やされた空気は重くなって猛烈な速さで降りてくる。極端なたとえだが「天に向かって吐いた唾が顔にかかる」ようなもの。イベント関係者たる者、今の青天を喜ぶと同時に、後で上から落ちてくるかも知れない霹靂に備えていなければならない。少なくとも雷雲接近警報器くらいは手元に置こう。

« 3℃ちかく暑い7月 | トップページ | パークに求められること »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/199506/42154709

この記事へのトラックバック一覧です: ガストフロント:

« 3℃ちかく暑い7月 | トップページ | パークに求められること »