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2008年12月28日 (日)

平尾台で日の出を見よう

Photo 平尾台は切り立った台地なので、あちこちに日の出の名所がある。思い付くだででも、「天狗岩」「らくだ山」「貫山」「鬼の唐戸」「周防台」「大かんの台」などは東南東方面に遮るものがないロケーションだ。個人的には、「大平山」「川ドリーネ西」「平尾台自然の郷レストラン前」など、朝日と平尾台が同時に見えるポイントが好きだ。
 たいてい日の出ポイントは高見の位置なので、寒い・不便・トイレが無いということが多い。その点、パーク内は休憩所で暖がとれ、駐車場が近く、トイレ完備の上あったか飲み物プレゼントつきである。
 12/28の朝、日の出前から30秒インターバルの静止画を撮り、GIFアニメにしてみた。画像をクリックすると早送りの日の出が見られる。

2008年12月27日 (土)

芝桜 来春に向けて

 平尾台は国定公園。しかも特別保護地域であり、平尾台自然の郷内に植える植物Rimg0003Rimg0006も、いろいろ気を使う。また土壌も場所によって極端なアルカリ性だったり、酸性だったりする。そして乾燥と強風にさらされる。
 花壇を造り、いろいろ植えてみたがあまり芳しくない。ハーブ類は強いが、自然のフィールドに侵出しそうで、慎重にならざるを得ない。そこで「シバザクラ」を試験的に植えてみた。
Rimg0007Rimg0010 宿根草で株分けで増える。匍匐性で強風や乾燥に耐える。フィールドに侵入してしまうおそれも低いことがわかった。
 この秋から冬にかけ、園内の5箇所1300平米に14000株ほど植え込んだ。シバザクラで有名なパークは最低でも10000平米100000株なので、その1/10の規模だが、年々徐々に広げることもできる。今年まで春のゴールデンウィークは緑一色だったが、うまく根付けば、来春はピンクの絨毯が現出するだろう。短い期間だがゲストの目を楽しませてくれることを期待している。

平尾台初日の出、2009

 この冬も、平尾台自然の郷で初日の出会を計画している。まだ5日あるので、週間Rimg0036Rimg0039予報も精度の低い情報だが、大晦日は曇、元日は雨模様だ。気温は平地で氷点下1℃と、元旦がもっとも冷え込む予想になっている。標高が400mで風速5m/sの条件なら、体感気温はマイナス10℃になるので、参加者にとって防寒対策は重要だ。
 昨年は猛吹雪だった。
確率的には元旦は「晴れの特異日?」のはずだが。今朝は良く晴れ渡ったので、予定の広場で日の出を撮ってみた。綺麗な朝日だった。晴れ渡るより、雲があった方が良い眺めになる。またより冷え込んだ方が色が冴える。元旦は日の出の方向だけでも。雲が切れていてくれるといいのだけれど・・・・・。

2008年12月20日 (土)

12月の朝日

 例年、12月の中旬になると、「朝日がきれい」と思う。その頻度が特に多い気がする。なぜだろう?
Rimg0125 ひとつは、出勤時間と日の出の時間帯が重なること。ふたつめは初日の出イベントが近付いて、日の出を意識するようになること。そのほかに、確かに12月ごろから、朝日の見え方が特にきれいになるようだ。
 放射冷却で気温と湿度が下がり、空気が透明になる。黄道がどんどん南に傾き、パークからは川ドリーネ越しに上る。Rimg0132その方向は遠く豊前海の向こうに国東の低い山並が見えるだけで100km近い視程である。日の出直後からドリーネ密集地域に逆光線が差し、平尾台特有の地形がくっきりと浮かぶ。雲・半島・海岸線・ドリーネ群の4重曲線だ。
 普段、此の時間帯はまだ開園前だが、元旦は日の出前から開園する。見学場所近くには暖の取れる休憩所やトイレもあり、眺めと利便性を兼ね揃えている。Rimg0134Rimg0138

2008年12月 8日 (月)

大理石洞窟長期熟成焼酎

■平尾台の地下から焼酎を蔵出し
Bin 3年前、平尾台の麓の造り酒屋「無法松」に委託して、35度の本格麦焼酎2700リットルを造った。それを一升瓶1500本に詰め、平尾台の地下で熟成貯蔵しつつ、購入者を募った。ほぼ半分の740本にオーナーが付いた。その熟成焼酎を平尾台に棲むと云う伝説の青い龍にちなみ、「青龍王」と名付けた。やがて3年の月日がたち、この12月10日に、初めての蔵出しをする。

■2005年製青龍王のプロフィール
仕込み2005/5/15→蒸留2005/6/1→予備熟成→蔵入れ2006/9/8→蔵出し2008/12/10

■なぜ長期貯蔵?
 泡盛やウイスキーなどは蒸留後に長期間貯蔵したあと人々が口にする。それは貯蔵の期間に味や香りが芳醇になるからだ。香味成分、アルコール、水などのハーモニーが調和するための、熟成行程とされている。日本酒は度数が低いことや、夏場の微生物コントロールの問題から、新しいものほど好いとされてきた。また焼酎でも香味成分が少ない甲類では、熟成効果はさほど大きくない。
 従来「臭いが強くて安い酒」とされて来た乙類の焼酎がブームとなり、「香しい酒」として見直されるようになって、初めて「焼酎を熟成する」ということがポピュラーになってきた。

■なぜ洞窟が貯蔵庫
 焼酎などスピリッツを貯蔵するとき、成分を劣化させる一番の大敵は「光」。日光はもちろん蛍光灯なども「日焼け臭」の原因となる。平尾台の地下奥深くなら、真の暗闇が得られる。
 二番目の敵は「高温」。標高の高い平尾台でも真夏は熱射が厳しく、空調の無い倉庫などは40度を越える。また冬場は氷点下に冷え込む。その点地下なら年中通じて16度と一定。
 平尾台には200もの自然の鍾乳洞があり、適地を探した。しかし自然保護、搬入搬出、貯蔵管理などの諸問題が障害となった。

■鉱山休止坑
Dsc03046 平尾台地域ブランドの立ち上げ事業として協議のメンバーだった地元の方から、耳よりな情報が届いた。平尾台で石灰石を採掘している鉱山の一角に、今は使われていない地下空間があるという。さっそくその鉱山企業にお願いし、視察調査させていただいて驚いたDsc01075。天井高5m、幅10mほどのトンネルが縦横無尽に続く。天井も壁も結晶質石灰岩つまり大理石が全面むきだしで、「白亜の迷宮」というイメージである。聞いてみると真っ白なのは当たり前、元々「紙等を白くするための石灰石」を採取していたそうである。ヘッドライトを消せば真っ暗、温度もほぼ一定、ここなら絶好の熟成蔵になる。鉱山企業の好意で、関係法令の手続きもクリアーされ、地下貯蔵場が決まった。

■大理石洞熟成麦焼酎
Photo_2 当初「鍾乳洞での貯蔵」をイメージしていたが、いわゆる鍾乳石のある洞窟ではないので、うたい文句に試案していたら、やはりチームのメンバーである地元の歴史家より、そこの鉱山の沿革は「中外大理石」という会社が、大正時代から大理石の切り出しを始めたことに遡ると教えてもらった。また後日、国士舘大の教授が訪問され、国会議事堂の内装に使われた「金華」という平尾台産出大理石の資料を頂く。実際使われた皇族控室の暖炉の写真も添えられていた。というわけで、貯蔵場は「大理石洞」と命名。

■2年目、3年目は、四合瓶で
Photo プロジェクトは三年計画。2006年製は5月20日に仕込み、6月9日に蒸留。2007年製は、5月25日に仕込み、6月9日に蒸留し、それぞれ四合瓶2000本・四合徳利1000本、四合瓶2000本に詰めて蔵入れした。徳利は好きな文字が書き込み出来るサービスも加えた。
 当り前のことだが、熟成酒なのでその時期を待つしかない。しかし待てない人はゲストだけではなく事業者の中にもいる。その要望に応えてリキュールを4種造った。ブルーベリー・ラズベリー・ラベンダー・トウキを麦焼酎に漬け込み、12度に調整して四合瓶入りとし1500円で今年春発売、好評だ。

■酒税法と価格設定に苦心
 酒類は造り酒屋から出ると、すぐ税金が付く。それを熟成庫に入れ何年も置く事は、資金を眠らせることになる。倉の設置費・維持費・管理費・オーナー募集広告費などが小ロット品に上乗せになるので、どうしても高い価格設定となる。前例もなく、値付けがすごく難しい。
 そこを割り切って、時期で区分し、35度1800mlで、蔵入れ前オーナー5000円、熟成中6500円、熟成後店頭価格7500円。35度720mlで、蔵入れ前オーナー2500円、熟成中3000円、熟成後店頭価格3500円とした。
 2005年ものが平尾台自然の郷ショップ店頭に置かれる12/18時点で、2005年製1800mlが7500円(現品渡し可)、2006年製720mlの予約が3000円(2009年蔵出し)、2007年製の予約が2500円(2010年蔵出し)で受け付ける。
 洞窟貯蔵は魅力的だが手間ひまと費用がかかる。大分熊本沖縄の類似例だと5.4リットル瓶の1年熟成で30,000円以上、延長熟成も1800ml瓶が5年で10,000円だというが無理も無い。それから見ると、今回恐ろしい程リーズナブルにできたと思う。

■オーナーはさまざま
 青龍王の待ち方は十人十色のようだ。最低5年熟成して芳醇な味を期待する人。夫の定年退職に合わせた人。子供が成人したら蔵出しする人。自分自身のお葬式で友人に飲み交わしてもらう人。希望に合わせ、一本1000円で貯蔵の延長も受け付ける。

■青龍王は地域興し
 根底を流れるものは、平尾台の地域興しである。地元の知恵を集め、地元で醸造し、地元の企業の協力で、平尾台ならではのものを生み出す。その妙味も青龍王には加わっている。

2008年12月 1日 (月)

2008年 初霜

 今朝、良く晴れ渡り、放射冷却で気温が2℃まで下がった。平尾台の全体的に霜が降りた。窪地だけの部分的な降霜を除くと、今年の初霜となる。
 日中は日差しが降り注ぎ10℃まで気温上昇。今パーク内に「芝桜のお花畑」を造っている。昨夕の日没後すぐから冷え込んだようで、耕した部分は土が5cm厚ほど凍っていた。午前中派は仕事にならなかったという。R0110838
R0110845

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