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2009年3月29日 (日)

山火事は鎮火

 3/27からの山火事は28日の昼前まで続いた。大部分、例年野焼きする範囲でもあり、事無きをえた。夜燃えたので湿度も高く、大きな火にはならなかった。6監視カメラの連続写真を見ると、小さな炎の線が右から左(南から北)にゆっくり移動して行くのが分る。明るくなって燃えた後を見ると、植物の根元の落ち葉は燃えているが、ススキやササの立枯れは燃えていない箇所が多い。遠景では、雌キジの羽毛のようである。
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2009年3月27日 (金)

天狗岩方面山火事

 今日は北風が強く、日中の湿度が50%以下になった。こういう日は山火事注意である。と思っていたら14時頃天狗岩の向こうから煙が上がった。しばらくして消防車のサイレン。山火事のようだ。
R0111112R0111121 写真は17時頃の撮影だが、天狗岩から桶ヶ辻にむかって、風下・尾根から燃えているのであまり大きな炎にはならないで、ジワリジワリと燃えて行くパターンだ。今晩暗くなっても燃え続けるかもしれない。
 写真2枚目は、19時頃の撮影。左の光の線が山火事。手前の明かりは平尾集落。稜線の上(右端)の明かりは豊前方面の街灯り。
R0111124 写真3枚目は翌朝3/28の6時ころ撮影。一晩燃え続け、桶ヶ辻ー貝殻山の防火帯に迫っている。気温4度、東風2m/s、曇、湿度84%。

2009年3月18日 (水)

山火事

 野焼き後、注意しなければいけないのは「山火事」。野焼き範囲以外にも枯れた草原は多いので、煙草のポイ捨てや火の不始末は厳禁だ。今日は乾燥注意報も出ていた。午後4時ころ、キャンプ場の向こうで煙が上がっているように見えたので確かめようとしたら、サイレンの音が聞こえて来た。R0111082R0111081
 場所は平尾台カルスト台地の南端。家屋や人工林もないススキネザサの急斜面。県道28号の西側斜面で通称ラクダ山のピークに到る。そのさらに西は三菱マテリアルの鉱山がある。17時現在北九州市と行橋の消防と警察が警戒にあたっている。

Rimg0021_2 18時現在 山火事は北側に燃え広がり、光水鍾乳洞から市道110号線に迫っている。付近にはこのパークでも栽培協力している「グレインプラス葡萄園」があり被害が心配だ。この3月にボランティアを募集して苗木を植え付けたばかりだ。
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 葡萄畑や市道110号で火を止めるため、迎え火を打つ事になった。まず鉱山の防火ラインに火がいれられた。上から燃え下がるのを待って、上段の葡萄畑から順に着火。

Rimg0052 下から点火されると一気に燃え上がったが、すぐに勢いが衰えて、北側への延焼はほぼ鎮火した。しかし南側へは(20時現在)まだ延焼中である。

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 今朝(3/19)見たところ、南側への延焼はラクダ山のピークまで達したようだ。

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2009年3月17日 (火)

野焼き反省会

2009年3月14日

 平成20年度平尾台の野焼き反省会があった。委員会役員、委員、行政・消防・警察・自衛隊などが参加し、各方面からかなり意見が出る。委員会だけでは気が付かないようなヒヤリハット事案も報告され、記憶の新しいうちに対策が打ち出され、次年度に活かされる。
 過去に野焼きに従事した消防士数人が犠牲になったという歴史を持つだけに、組織作り・計画準備・事前会議・現地検査・直前会合・実施・反省会・報告など一貫してきっちり行なわれる。反省会後の食事会でも課題や将来についてかなり真剣な雰囲気である。これが平尾台の野焼きを支えているのだなあと毎回感心する。
 と書いていたら、由布岳の野焼きで事故があったようだ。(3/17)地域もそう遠くもないので波及が心配だ。

 平尾台ではまだ草原が緑も濃い9月ころに防火帯を設置することから始る。火入れ区域を囲むように幅20mの草を刈り取り、かき集めて焼却する。時期は草原に延焼しにくいこと、刈り取った後にひこばえしないという微妙なタイミングを見はかる。外周防火帯はだいたい尾根沿い、内周防火帯は民家や森を囲み少し小高い位置につくられる。火が飛び越えない工夫だ。
 また野焼き範囲が国定公園の特別保護地区と重なっており、自然公園法手続きとして事前に綿密な計画書が作成される。県・市・消防・警察・自衛隊・住民・企業・観光施設など関係機関とも早い時期から一堂に会した会議が持たれる。
Img4031727570001 従事人員の確保は平尾台地域だけでなく、山麓の自治連合会を挙げて組織的に行なわれる。地域全体の高齢化も進んではいるが、参加従事者は年代更新も適宜行なわれている。関係機関がそれぞれ役割分担して人員を出す。火入れ90名・消火70名・連絡25名・交通誘導30名・規制10名・見学対応40名・ガイド10名・その他40名などそれぞれ人をあてる。総数は300名を越える。
 当日の実施可否は早朝の気象観測と関係機関代表協議で決まる。火入れ順・担当エリアは事前に現場に区割り票が建てられミスを防止している。また集落に近い火入れラインは、平尾台住民が各班にリーダーとして配置される。
 これだけの体制があるのは事故の歴史の後、野焼きを「公の財産を維持する活動」として位置付け、グラウンドワークとしての取り組みが確立しているからだと思う。各地で野焼きの維持が困難になったり、今回の由布の事故を知って、改めて考えさせられた。

2009年3月14日 (土)

平尾台と阿蘇火砕流

 8万年前の阿蘇大噴火の規模は大きく、中国地方や四国にまで火砕流が達したという。ネット検索で、「平尾台 火砕流」のキーワードをひいてみると、けっこう多くのページをヒットする。それらのホームページの幾つかに、「平尾台石灰岩はこの時、熱変成を受けて結晶質になった」ように書いているのを見る。
 平尾台石灰岩は1億年ほど前、まだ地下深くにあったころ、その下層から上昇してきたマグマの熱で変成を受けた。鬼の唐戸や鬼の兵古干などの貫入岩もその名残。隆起して、その後地表に出た。
Photo これだけ誤解が広がっているとすると、ケイビングガイドのとき、よくその話をするのだが、ゲストは同じ時の出来事と聞いてしまっているかも知れない。気を付けよう。
 しかし物語としては、「阿蘇からやってきた灼熱の大火砕流に平尾台全体がドロドロに融かされたり、空を飛んで来た岩の超巨大な板が、空手のように広谷台にめりこんだりしたのだ」と想像する方が、よりダイナミックだ。

2009年3月12日 (木)

ゴミ拾い用貨物トライク改良

 パーキングブレーキを改良してもらった。国産の4輪用中古パーツに取り替えたのだ。8000円なり。Rimg0003おかげで安心して駐車できる。毎回輪留めする不便さから開放された。フットブレーキで停止し、右手でサイドブレーキの遊び分だけ引き上げてやれば、ドシッと駐っている。スタートもフットブレーキを踏みながらサイドブレーキロックボタンを軽く推すだけで解除。ブレーキ灯とも連動しており、路肩に停めてのゴミ拾いには都合が良い。
 もうひとつどうにかしたいのが、エンジンと荷台の共振だ。1速で5km/h、2速で20km/h、3速で40km/hあたりからブ〜ンブ〜ンがグワァー、更にドバァーという咆哮をあげる。停止してエンジン回転を挙げても起こるので、基本的にエンジンの防振設計が杜撰なのだ。Rimg0002Rimg0001
Rimg0004 振動でボルトが弛み、ナンバープレート・ストップランプ・ウインカーなどが次々にはずれて落下する。紛失すると交換パーツの入手もままならず困ったものだ。車体フレームから発泡ゴムのブロックを立ち上げ、荷台の底板に付くようにしてみた。結果3速で50km/hまでは静かになった。Rimg0007
 平尾台登山道は一部急勾配やヘアピンカーブは2速10〜20km/h、そのほかは3速30km/hで登ってくる。平地の国道はメーター速度で50km/hは出るようなので流れには何とか乗る。ただ縁石などの段差に鋭角に突っ込むと車体が左右に振られて非常に恐い。
 運転にも少しは慣れ、いよいよ荷台にゴミ袋ハンガーを付けた。ポイ捨てゴミは袋に、いっぱいになった袋や、大きなゴミは荷台に直接積めるのですこぶる調子がよい。

2009年3月11日 (水)

野焼き完了

2009年3月8日(日)

 午後3時半予定より少し早く、計画エリアの火入れと鎮火を確認し、野焼きは完了した。地元消防団を残し、委員会本部・消防本部も解かれ下山。再び台上に静寂が戻った。
 今年は末黒とまでは云えないかも知れない。桶ケ辻から天狗岩を残したこと、昨夏の高温気象でオオブタクサや根笹が異常成長し、火に耐え燃え残ってしまったせいだ。地球温暖化は野焼きの結果にも微妙な影響を与えて行くかも知れない。
 野焼き後は、夜の平尾台は一層暗い。北国に雪明かりがあるように、真冬の平尾台には「枯れ野明かり」がある。街灯はないが月の光を反射する冬枯れの草原が台上全体を薄明るく照らし出す。野焼き日の夜、茶ケ床に立つとあまりに暗いので、初めてそれと気付く。Photo

野焼き当日(午後)

2009年3月8日(日)

 午後は、堂金山・川ドリーネ・三笠台・大かんの台方面と、平尾集落と平尾台自然の郷の外縁部、に火入れされる。パーク内から火が間近で迫力ある景観が見られるが、風向きによっては煙や火の粉が飛んで来る。事前に園内の枯れ野は焼いてあるが、万が一に備えて自営消火隊を配置してのぞんでいる。
 スタッフ顔で園内を歩くと、10歩以内ごとにゲストに呼び止められる。句会であろう、メモ用紙を手にした人、大きなカメラを何台も首にぶら下げた人、次々と質問攻めにあう。
 午前中の遠景パノラマも良いが、すぐ眼前でバチバチと大きな音をたて、頬や額に熱を感じ、目や鼻を突き刺す煙臭。五感総動員で体感する「平尾台の野焼き」だ。今日が野焼きと知らず来園したゲストもフェンスの向こうの炎に見入っている。Dsc_0173R0111049R0111050

2009年3月 9日 (月)

野焼き当日(昼)

2009年3月8日(日)

 第一次火入は、大平山・四方台・周防台の頂上から尾根沿いに下りながらガスバーナで着火して行く。野焼きの着火場所にはルールがある。高い所から、風下から着火する。「火と水の流れは逆」と云われるが、低い所からあるいは風上から火を放つと大きな炎が猛スピードで走り危険だ。
 今日は南東風。周防台〜桶ヶ辻方面は、下降気流が追い風となり火が綺麗な列と成って山腹を下って行く。一方、大平〜四方台方面は斜面を上る風が向かい風となるので、火が山腹に燃え広がらない。例年は北西からの季節風なので対照的な現象だ。しかしある程度燃え下がらないと、第二次火入で麓から火入すると一気に山腹を駈け上り、尾根の防火帯を越えて延焼してしまう。
 心配しながら見守っていると、大平台から吹上峠に向かって縦方向に付けられた火が、山腹を横走り始めた。これなら尾根は越えない。さすが伝統の野焼き技術、炎列の制御が見事だ。
 やがて尾根を降りた火入従事者が山麓に集結、第二次火入だ。吹上から平尾の森の外周、手島基地から広谷・中峠・茶ヶ床・見晴台と低い位置から着火。この時は盛大な炎が草原を駈け上る。
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野焼き当日(朝)

2009年3月8日(日)

 野焼き当日、パークマンは4時起き。ただちに出勤して気象状況を確認。駐車場・門を開錠、休憩所・飲食物販施設のセキュリティ操作、スタッフメールの発信などをすませていく。
 平尾台野焼き委員会のメンバーは日の出前に台上に集結する。6時半には通行規制の配備が行なわれ、気象観測をして、7時に実施の可否を決定する。7時現在、気温4度、湿度60%、南東の風3m/s。予報では日昼通して曇、降水確率20%、明け方曇ったので霜も降りていない、野焼き中止の要因はない。8:00野焼き集会、8;30火入従事者展開、入山者排除。
 その頃すでに「平尾台自然の郷」のゲート前には遠来の車が列をなしている。またひっきりなしの問合せ電話の応対に追われる。7:30駐車場開場、8:00ゲートオープン、シャトルタクシー整列、8:30特別見学会入場証発行開始、9:00ガイドミーティング。野焼きの朝は、一般入場者も出足が早く、ぞくぞくと詰め寄せて来る。9:30特別見学会締め切り、進入経路を確認して見学者の送り込み完了と出欠簿提出。
 ここから第一次火入10:30までがかなり長い。配置についた火入従事者・延焼防止の消防隊員・連絡用の無線機を背負った自衛隊員・カメラの砲列を構えた写真家たちが息をのんで花火の合図を待っている。例年なら北九州市航空消防隊のヘリコプターが上空で爆音をたてるのだが、今年はそれもない。1000ヘクタールの枯れ野に妙な静寂が渡る。
 10:30権現山の中腹で花火炸裂。呼応して消防車が一斉にサイレンを鳴らす。稜線に人々の小さなシルエットが立ち上がり、ゆっくり移動しはじめる。ネックレスのような火の鎖が尾根から山腹へ下がって行く。いよいよ野焼きの始まりだ。
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2009年3月 7日 (土)

野焼き前日

 いよいよ明日は野焼きの日。今年はお天気が読み難い。週間予報では最初、当日を含め、曇が3日続きだった。今日7日の午前の発表まで、当日が雨の予報となっていた。それがついいましがた(17時)の発表で、明日は午前の傘マークがお日さまマークに変わった。
 低気圧や前線ではなく、ふたこぶ高気圧の谷間が掛かるので、曇るだけか降るのか前日でも予報が難しいのだろう。6時間ごと雨域の予報図をよく参考にするが、九州南海上を通過する雨域の北側の端がかかるかかからないかという微妙な予報だ。
 こういうときは消去法で判断される。予備日の3/11・3/13の週間予報は前日や当日に傘マークがあり、日延べ実施が難しい。よって明日の朝ギリギリまで実施の方向で準備し、直前に実施の可否を決めることとなる。
 いまパークに次々と問合せの電話がかかってきている。「いまのところ、実施で準備していますが、最終決定は明日朝7時です。7:30以降にこの電話にお問合せ下さい。」とお答えするしかない。

2009年3月 6日 (金)

野焼き2日前

 あさって3月8日は、平尾台の野焼きだ。当日だけでなく、数日前からのお天気が実施の可否にきいてくる。
 3日前、つまり昨日は日中の濃霧、夕方から今朝まで17mmの降雨があった。この時点では草原はびしょ濡れ、火を入れても燃え広がらない。
 今日午前、雨が上がるとともに平均8m/sほどの北西風が吹き始めた。気温は湿度とともに下がり、7度/65%、霧も消え空も晴れた。今日一日やや強い風が吹き続ける。そして明日7日は曇ときどき晴れ。当日8日未明までは降水の予報はない。そのまま経過すれば、3月8日の野焼きはGOだろう。Rimg0005

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