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2009年5月30日 (土)

不況下の観光動向

不況でインフルエンザ、平尾台が賑わう
 百年に一度の景気後退、新型インフルエンザの蔓延、非正規雇用の解雇や一時帰休、それに対応してETC1000円、定額給付金、色々な社会現象が交錯する中で、春の行楽シーズンが終わろうとしている。めったにない事態であり、その記録や分析が始っている様で、シンクタンク等からの観光市況の問合せが目立つ。
 今年度に入って4・5月の入場者は15%強多い。飲食や物販の消費単価もわずかだが増加。果たして景気刺激策の効果があったのか? GW中駐車場でのナンバー調査やアンケートによると、昨年と比べ他県ナンバーの割合が少なく、近隣からの来場が多かった。となると、客数増の要因は「小雨」と「安近短」が考えられる。
 天気に恵まれたにもかかわらず、外食産業は売上げ激減、市内の他の有料公園入場数は微減らしく、ETC1000円の吸い出し効果が現れたとも考えられる。今年から入場無料のY公園と、もともと無料の平尾台が客数増というのは、不況感がきわだっている。
 長い連休でお天気も良く、どこかへ出かけたいがETCはついていても燃料費がかかるし、高速は混んでいるし屋内施設の人混みではインフルエンザが心配。じゃあ近場で平尾台へでもいくか!というイメージのゴールデンウィークであったようだ。
ETC効果を取り込むにはコスト必要
 基本的に、福岡北九州圏のような人口集積地では、ETC1000円効果は収支マイナスとなる。来る人数<出る人数、という式になるからだ。逆に人口過疎の有名観光地では収支がプラスになる。 またPRコストも、前者は「低密度広域」に面的なPRを必要とし、後者は「高密度地域にスポット的」PRでも十分効果が得られる。よってひとつの公園ごときではETC客を取り込む活動は手に余る。
 また未だETC1000円は高速道路上とサービスエリアに大きな経済効果を上げているが、インターチェンジより先への波及がよく判っていない。まずそれを調べてみたいと思う。

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