日食と平尾台
日食というと、天の岩屋伝説を思い出す。そういえばはじめて広谷方面を案内してもらったとき、聞いた話を紹介する。
平尾台カルストの北東端に広谷台がある。広谷台には多くの洞窟があるが、東側の急崖に開口する「青龍窟東洞口」に、天の岩屋伝説があるという。修験道の霊場ともなっているので、大きな注連縄が掛けてある。内部に大きな祭壇があり、壁の色や漂う霧も非常にそれらしい雰囲気を醸している。さて、岩屋の扉を手力男命(タヂカラオノミコト)が岩屋から引きはがし、どこへ投げ飛ばしたかと探したら、広谷を堰き止めるように突き刺さっている。つまり「鬼の唐手(戸)」と呼んでいる貫入岩がそれだ。
その鬼の唐戸を入れて今回の日食を撮影すると云うのはどうだろう。またその貫入岩の上に立って日食を見るというのもよいかもしれない。


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