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2009年7月 9日 (木)

平尾台で日食

 日食の問合せが増えて来た。日食そのものに関する事、観察方法に関する事、イベントに関する事などである。面白い質問を挙げて見よう。

Q 雨天の場合、日食は中止か?
A 平尾台の天候に関係なく、日食はおこる。
  雲の切れ間から見えるかも知れない。
  よって雨天決行である。

Q 集合時間は何時?
A 開園9時、食始まり9:38、食最大10:57、食終わり12:19。
  この間何時来ても良いし、何時帰っても良い。

Q 何をするのか?
A 各自で日食を見る。事前登録者には太陽遮光板配布。
  ピンホールコーナー、望遠鏡コーナーなど設置。

Q 資料の配布や説明があるのか?
A ボランティアガイドによる。

Q 平尾台には行かないが、遮光板が欲しい。
A ごめんなさい。他で手に入れて下さい。

Q 日食メガネの作り方教えて。
A 安全なメガネの自作は難しい。
  ピンホールで何かに投影し、間接的に見て。

 事前登録数は300人になろうとしている。関心の強さの現れだ。R0112346

2009年7月 5日 (日)

日食と平尾台

 日食というと、天の岩屋伝説を思い出す。そういえばはじめて広谷方面を案内してもらったとき、聞いた話を紹介する。Photo
 平尾台カルストの北東端に広谷台がある。広谷台には多くの洞窟があるが、東側の急崖に開口する「青龍窟東洞口」に、天の岩屋伝説があるという。修験道の霊場ともなっているので、大きな注連縄が掛けてある。内部に大きな祭壇があり、壁の色や漂う霧も非常にそれらしい雰囲気を醸している。さて、岩屋の扉を手力男命(タヂカラオノミコト)が岩屋から引きはがし、どこへ投げ飛ばしたかと探したら、広谷を堰き止めるように突き刺さっている。つまり「鬼の唐手(戸)」と呼んでいる貫入岩がそれだ。
 その鬼の唐戸を入れて今回の日食を撮影すると云うのはどうだろう。またその貫入岩の上に立って日食を見るというのもよいかもしれない。

平尾台で日食ランチ

 今月(7月)22日に、平尾台で日食がある。部分日食だが9:38に食が始まり、10:57には最大87%欠け、12:19に終わる。平尾台自然の郷で日食イベントを行なう。予約申し込み者には遮光メガネをプレゼントする。そのほかボランティアによるピンホールコーナーや望遠鏡コーナーを作ろうと思っている。Ecl0901g
 今月に入って参加者を募集したら、平日なのだが、現在150人を超える申し込みが来ている。関心が高いようだ。日本ではトカラ列島で皆既日食が見られるが、そこまで行くには少々時間とお金がかかる。
 部分日食なら九州のどこでも見えるが、せっかくなら空がひろい台地で見たいという人たちに、ほかに何か・・・・と考えた。そうだ!レストランで「日食メニュー』を出そう。ということで料理長が思案中。

2009年4月 6日 (月)

花期が早い芝桜

 昨年秋パーク内の各所にシバザクラを20000株植えた。乾燥・低温・強風に耐え、国定公園側に種子が飛散せず、手入れが楽で株分けで増やせる、などの性質がパークの条件に適していると判断した。
 3年前に試験栽培して毎春綺麗なピンクの絨毯になった。ちょうどゴールデンウィークに花の盛りを迎えるのも都合良かった。しかし今年は半月ほど早く咲きそうだ。そういえば桜の開花も早かった。そのあとの長い花冷えが続いたので、満開は例年並だったのだが・・・。Rimg00052
Rimg00051 同種同産地で同じ畑に植えたものでも、開花は微妙にずれる。とくに防草シートをはって植えたところは、裸地に植えたところより、生育も花付きも良く、開花も早まるようだ。シートの保温効果が地温に影響を与えるのかも知れない。
 花壇に防草シートをはって芝桜のポット苗を植えようと言ったら、みんな怪訝そうな顔をした。野菜ならともかく花に防草シートは似合わないと思ったか。早く剥がそうとせっつく。防草のためはりっぱなしは、ネットで探すと事例が多い。しばらくそのままで様子を見よう。

2009年3月29日 (日)

山火事は鎮火

 3/27からの山火事は28日の昼前まで続いた。大部分、例年野焼きする範囲でもあり、事無きをえた。夜燃えたので湿度も高く、大きな火にはならなかった。6監視カメラの連続写真を見ると、小さな炎の線が右から左(南から北)にゆっくり移動して行くのが分る。明るくなって燃えた後を見ると、植物の根元の落ち葉は燃えているが、ススキやササの立枯れは燃えていない箇所が多い。遠景では、雌キジの羽毛のようである。
R0111138

2009年3月27日 (金)

天狗岩方面山火事

 今日は北風が強く、日中の湿度が50%以下になった。こういう日は山火事注意である。と思っていたら14時頃天狗岩の向こうから煙が上がった。しばらくして消防車のサイレン。山火事のようだ。
R0111112R0111121 写真は17時頃の撮影だが、天狗岩から桶ヶ辻にむかって、風下・尾根から燃えているのであまり大きな炎にはならないで、ジワリジワリと燃えて行くパターンだ。今晩暗くなっても燃え続けるかもしれない。
 写真2枚目は、19時頃の撮影。左の光の線が山火事。手前の明かりは平尾集落。稜線の上(右端)の明かりは豊前方面の街灯り。
R0111124 写真3枚目は翌朝3/28の6時ころ撮影。一晩燃え続け、桶ヶ辻ー貝殻山の防火帯に迫っている。気温4度、東風2m/s、曇、湿度84%。

2009年3月18日 (水)

山火事

 野焼き後、注意しなければいけないのは「山火事」。野焼き範囲以外にも枯れた草原は多いので、煙草のポイ捨てや火の不始末は厳禁だ。今日は乾燥注意報も出ていた。午後4時ころ、キャンプ場の向こうで煙が上がっているように見えたので確かめようとしたら、サイレンの音が聞こえて来た。R0111082R0111081
 場所は平尾台カルスト台地の南端。家屋や人工林もないススキネザサの急斜面。県道28号の西側斜面で通称ラクダ山のピークに到る。そのさらに西は三菱マテリアルの鉱山がある。17時現在北九州市と行橋の消防と警察が警戒にあたっている。

Rimg0021_2 18時現在 山火事は北側に燃え広がり、光水鍾乳洞から市道110号線に迫っている。付近にはこのパークでも栽培協力している「グレインプラス葡萄園」があり被害が心配だ。この3月にボランティアを募集して苗木を植え付けたばかりだ。
Rimg0029
 葡萄畑や市道110号で火を止めるため、迎え火を打つ事になった。まず鉱山の防火ラインに火がいれられた。上から燃え下がるのを待って、上段の葡萄畑から順に着火。

Rimg0052 下から点火されると一気に燃え上がったが、すぐに勢いが衰えて、北側への延焼はほぼ鎮火した。しかし南側へは(20時現在)まだ延焼中である。

Rimg0066

Rimg0080

 今朝(3/19)見たところ、南側への延焼はラクダ山のピークまで達したようだ。

Rimg0086

2009年3月14日 (土)

平尾台と阿蘇火砕流

 8万年前の阿蘇大噴火の規模は大きく、中国地方や四国にまで火砕流が達したという。ネット検索で、「平尾台 火砕流」のキーワードをひいてみると、けっこう多くのページをヒットする。それらのホームページの幾つかに、「平尾台石灰岩はこの時、熱変成を受けて結晶質になった」ように書いているのを見る。
 平尾台石灰岩は1億年ほど前、まだ地下深くにあったころ、その下層から上昇してきたマグマの熱で変成を受けた。鬼の唐戸や鬼の兵古干などの貫入岩もその名残。隆起して、その後地表に出た。
Photo これだけ誤解が広がっているとすると、ケイビングガイドのとき、よくその話をするのだが、ゲストは同じ時の出来事と聞いてしまっているかも知れない。気を付けよう。
 しかし物語としては、「阿蘇からやってきた灼熱の大火砕流に平尾台全体がドロドロに融かされたり、空を飛んで来た岩の超巨大な板が、空手のように広谷台にめりこんだりしたのだ」と想像する方が、よりダイナミックだ。

2009年3月 7日 (土)

野焼き前日

 いよいよ明日は野焼きの日。今年はお天気が読み難い。週間予報では最初、当日を含め、曇が3日続きだった。今日7日の午前の発表まで、当日が雨の予報となっていた。それがついいましがた(17時)の発表で、明日は午前の傘マークがお日さまマークに変わった。
 低気圧や前線ではなく、ふたこぶ高気圧の谷間が掛かるので、曇るだけか降るのか前日でも予報が難しいのだろう。6時間ごと雨域の予報図をよく参考にするが、九州南海上を通過する雨域の北側の端がかかるかかからないかという微妙な予報だ。
 こういうときは消去法で判断される。予備日の3/11・3/13の週間予報は前日や当日に傘マークがあり、日延べ実施が難しい。よって明日の朝ギリギリまで実施の方向で準備し、直前に実施の可否を決めることとなる。
 いまパークに次々と問合せの電話がかかってきている。「いまのところ、実施で準備していますが、最終決定は明日朝7時です。7:30以降にこの電話にお問合せ下さい。」とお答えするしかない。

2009年1月25日 (日)

チェーン未装着車

 平尾台は玄界灘からの北西風が吹き付けるので、しばしば積雪する。台上から街に仕事に出たり、麓から台上に通勤するひとも多く、登山道は生活道路だ。パーク来場者にとっても、唯一のアクセス道路なので、道路の障害排除はパークマンのお仕事のひとつだ。
 冬場は天気予報とくびっぴきになり、積雪が予想される日は、朝5時頃に出勤する。たいてい雪は日の出ころ降る。また通勤車が動き出す前でないと邪魔される。
 最も困るのは、普通タイヤにもかかわらず、チェーンなしで無理矢理登って来る車だ。ガードレールにくっついたり、側溝に頭を突っ込んだり、二車線を塞いで横向きになったりしている。助けてあげたいが、グズグズしていると、他の立往生がさらに増える。
Photo20 日中も降り続いた今日は特にスタックが目立った。お願いだ! 通年平尾台を走る通勤車は、冬場にはスタッドレスタイヤを装着して欲しい! チェーンだとめんどうでついつい付けないで登ってしまう。
 また急な天候の悪化に備え、最低限携帯はしておいて欲しい。

2009年1月15日 (木)

雪のパーク、幾つかの風景

 ここ数日の寒波で、園内は雪景色になった。下界とはかなり環境も違うことをしってもらおうと、開園前のパークをカメラを持って歩いた。どの風景も、お昼前には消えた。R0110897R0110901R0110890R0110908R0110915R0110912R0110903R0110894
R0110886

2009年1月13日 (火)

雪の朝の平尾台

 雪の朝は、平尾台が非日常の姿を見せる。道路の除雪やパークの仕事がなければ、カメラを片手にフィールドを駆け回っていたいと思う。思うだけでできないので、台上の道路状況を見回りながら、写真を撮る方法を考えた。
12090_2 車の屋根にデジカメを取り付けて、インターバル撮影するのだ。数が多いだけであまり良い写真は望めないが、GIFアニメで連結し通して見ると、エリア全体の雰囲気がよくわかる。今日掲載したのは、ミゼット2のルーフにペンタックスOptio W3を磁石で取り付け、対角魚眼コンバージョンレンズを付け、10秒毎に小倉側麓の横山池から撮影した。画像を120*90に縮小し、32色に減色しているので見にくいが、アップロードできるファイルサイズの関係でお許し願いたい。
 なお撮影時間は8時から9時にかけてである。

2008年12月28日 (日)

平尾台で日の出を見よう

Photo 平尾台は切り立った台地なので、あちこちに日の出の名所がある。思い付くだででも、「天狗岩」「らくだ山」「貫山」「鬼の唐戸」「周防台」「大かんの台」などは東南東方面に遮るものがないロケーションだ。個人的には、「大平山」「川ドリーネ西」「平尾台自然の郷レストラン前」など、朝日と平尾台が同時に見えるポイントが好きだ。
 たいてい日の出ポイントは高見の位置なので、寒い・不便・トイレが無いということが多い。その点、パーク内は休憩所で暖がとれ、駐車場が近く、トイレ完備の上あったか飲み物プレゼントつきである。
 12/28の朝、日の出前から30秒インターバルの静止画を撮り、GIFアニメにしてみた。画像をクリックすると早送りの日の出が見られる。

2008年12月 1日 (月)

2008年 初霜

 今朝、良く晴れ渡り、放射冷却で気温が2℃まで下がった。平尾台の全体的に霜が降りた。窪地だけの部分的な降霜を除くと、今年の初霜となる。
 日中は日差しが降り注ぎ10℃まで気温上昇。今パーク内に「芝桜のお花畑」を造っている。昨夕の日没後すぐから冷え込んだようで、耕した部分は土が5cm厚ほど凍っていた。午前中派は仕事にならなかったという。R0110838
R0110845

2008年11月20日 (木)

ひとつき早い平尾台の初雪

 11月18日の午後2時頃、平尾台に粉雪が舞った。例年より1ヶ月ほど早い。開園日誌をさかのぼってお天気に雪の字の初お目見えをさがしてみた。
2007年12月28日、2006年12月3日、2005年12月4日、2005年1月8日、2003年12月19日。
11月中旬は記録更新である。
 そして今朝、吹上峠の水たまりが凍っていた。私的平尾台初氷である。先週まで20℃を超える陽気だった。ススキや紅葉を見ても冬の足音は半月遅れだったので、冬将軍は走り幅跳びをしたようだ。
 というわけでまだ冬枯れになっていない平尾台に、急な寒波の訪れは絶好のシャッターチャンスな気がする。R0110828_2R0110831_2

2008年10月23日 (木)

秋の急来

 今年は、夏日がいつまでも続く。10月も半ばを過ぎ、平尾台の丘に防火帯を焼く煙が立ち上る。ススキの白穂も二週間ほど遅れ気味で、秋から冬の植物はまだ花を見せない。
 久しぶりに凧を持って野に出た。上空から見ると、けっこう紅葉が始っている。今年は草丈が異常に高いので、側面は緑色でも、穂先・葉先は色付き始めている。
R0110180R0110181R0110351R0110615R0110732R0110810

2008年8月13日 (水)

ガストフロント

 7月27日に福井県敦賀市でテントを吹き飛ばし、死傷者10名を出した突風は、ガストフロントもしくはダウンバーストだと報じられた。ちょうど一年前の7/29に平尾台で行われたピクニックコンサート中の突風も同じだった。(範囲が狭く限定されたのでマイクロバースト?)。このときは突風を予測し、急きょテントをたたんで24m/sの突風をやりすごした。予測の徴候は「黒雲」「雷鳴」「気温低下」に加え、「気圧上昇」である。前3つは五感でわかる。
 実は平尾台ではガストフロントもしくはダウンバーストと思える突風はよく起こる。今年も5/19の昼前に気圧急上昇・気温急降下を前触れに激しい降雨と直後の突然の風速25m/sの突風を観察している。竜巻ではなく風向は一定で、風の息がなく短時間だが強く一定の風が吹く。福井の事故も稀な事象と扱われているようだが、知られていないだけで見過ごされているのではないだろうか。
 最近気象庁も、雷注意報にあわせて竜巻注意報も出されるようになった。これにはガストフロントなども含まれているようだから、もっと衆知するべきだ。用語は「青天の霹靂風」がよいかも。静穏で暖かい日に、忽然とむら雲が立ち上り、急に涼しくなり、雷鳴、瞬間的豪雨と猛烈な突風が吹き荒れる。という映画のワンシーンのような現象である。下記は突風時前後1時間の変化である。

事 前 → 発生時 → 事 後
気 温   -2〜4    +1〜2
気 圧   +2〜4    元に戻る
無風か弱風 25m/s以上  無風

 積乱雲は太陽の熱で地表が熱せられ、水蒸気と空気が作る上昇気流で発達する。どんどん雲が出来てやがて雨や雹になって落ちてくる。雨が引きずって来たり、水分の蒸発で冷やされた空気は重くなって猛烈な速さで降りてくる。極端なたとえだが「天に向かって吐いた唾が顔にかかる」ようなもの。イベント関係者たる者、今の青天を喜ぶと同時に、後で上から落ちてくるかも知れない霹靂に備えていなければならない。少なくとも雷雲接近警報器くらいは手元に置こう。

2008年7月31日 (木)

3℃ちかく暑い7月

 今日で7月が終わる。平尾台も暑かった。昨年の7月と比べると平均気温が2.6℃も高い。昨年は8月が記録的猛暑だったが、この7月はそれに匹敵するかそれ以上。  

項目/年月 2008/7  2007/7  2007/8
平均気温  25.7℃  23.1℃  25.7℃
最高気温  33.0℃  31.7℃  33.0℃
最低気温  16.1℃  15.8℃  21.1℃
雨  量  64.4mm  276.6   159.6
平均風速   2.7m/s   4.0    3.7
最多風向  SSE   NM    SE
猛暑日数  0日   0日   0日
真夏日数  14日   6日   13日
熱帯夜数   2日   0日   0日

 平尾台は標高400mあり、平地より3℃程度涼しいため、猛暑日や熱帯夜はほとんどなかった。ところが今年は7月に最低気温25℃以上を2日記録した。軽々に地球温暖化といいたくはないが、気温が高くなる気配は確かにある。

R0019688R0019690 雨も少ない。今年は7月の早々梅雨明けした。毎日青空で夕立ちも少ない。異変と言えるかわからないが、今年は草原がひときわ美しい。気温と湿度の高さが影響しているのだろう。

2008年7月 2日 (水)

串刺し団子

7月1日火曜日

 久しぶりに太陽が顔を見せた。休園日だったので一日中凧写真に没頭することに。お昼頃、不動坂で空に巨大なお団子を発見。
 青空だったが、高層に薄い雲があったのか、太陽の周りにきれいな日暈(にちうんorひがさ)が出来ていた。その真ん中をジェット機が突き切り、飛行機雲が串になって巨大なΦ(ギリシア文字のファイ)の字が見えた。写真を撮ろうと思ったが、あいにくカメラは100mの上空で地上を向いている。いまからカイトを降ろしても間に合わないので泣く泣くあきらめた。数分で飛行機雲は消えた。
 しばらくして上空のカメラを回収していると、東の空にもう1機ジェット機が現れた。経路を延長すると、ハローの中を通りそうだ。カイトを打ち捨て、カメラを構えた。そしてあせった。このコンデジの液晶モニターでは、点(陽)も円(暈)も線(航跡)も判然としない。ズームをワイド端(焦点距離28mm相当)にすれば、内暈がフレームに収まるハズなのだけれど・・・光学ファインダが欲しい・・・。
R0014412 築城基地の戦闘機だろうか、あっという間に上空を通過。射的でいう的中。みごと金的を射抜いた。フレーミングはカンで、数コマシャッターを切る。というわけでその写真を掲載する。後で気付いたがうっすらと外量も出ていた。魚眼レンズがあれば、面白い絵が撮れていたカモ知れない。

2008年5月12日 (月)

青空

 連休前半は夏を思わせる気候、後半から冬に戻ったような寒さ。今朝から典型的な五月晴れが返って来た。よって「空が主役」の写真を撮ってみた。Dsc00719Dsc00720Dsc00723

2008年3月21日 (金)

遠来の音

 良く晴れた風のない朝、平尾台の台上で四方八方から大きな音が聞こえる事がある。普段平尾台はとても静かで、都会の騒音は全く届かず、小鳥のさえずりと風の音だけである。Dsc06714
「音入り動画」をダウンロード  音は方角によって異なる。前々から最も気になっているのが、大平山の向こうからの音だ。低く、ドッドッドッドッという感じで、連続する無数の機関音のように思う。地図で見ると北北東方向は、貫山から足立山・企救半島と山並が連続し視界を遮断する。街並が遠望できる、小倉北区や豊前の市街地方面は静かである。いったいなんの音でどこから聞こえてくるのか?
 つい最近、「海峡ビューしものせき」に宿をとった。下関の火の山中腹に建つ、関門海峡を見下ろすホテルの1室で、夜に窓を開けると、聞こえて来た音がまさにその音だった。海流に逆らって全速力で進む何十隻のエンジンの合奏だ。まちがいなくこの音だ。それにしても直線25Km隔てて、はっきりくっきり聞こえているものだ。
 今日、平尾台で「関門海峡を往来する船々の音」はお昼頃まで良く聞こえていた。日によっては、平尾台西山麓の東谷地区で船の汽笛が聞こえることもある。放射冷却で気温高度分布が逆転すると音の屈折が起こるのかも知れない。

2008年3月 5日 (水)

野焼き後の雪

030200201 3月2日に野焼きがあった。昨年は6000人が賑わったが、今年は天候が冬型で前後の週の気温が低く、7割程度の人出だった。前日と当日日中は何とか晴れたが、野焼きが終わるのを見計らうように、雷鳴・稲光・雹が降ると言う天候になり、4日5日と積雪した。
Dsc06119 野焼きが終わった平尾台は、黒々とした光景となるが、昨日今日は一転、真っ白な景色が広がった。野焼きで枯れ草がなくなると、雪が山の地肌に積もり、剥き出しの白となる。雪国でも1m程度積雪しないと、なかなか純白の雪原にならないので、野焼き後の平尾台の積雪風景は、豪雪地帯のそれに似ている。
Dsc06153 ただ、防火帯の外周は枯れ草は残っているので、まるで野焼き範囲にだけ雪が降り積もったようにも見えておもしろい。
(3/7追記)
 微妙に解け残った雪が、豪雪地の春山のような、ユキシロ風景を描き出した。平尾台の小山が標高2000m級の高山のように見える。

2008年2月17日 (日)

モウガンコ

Cimg0433Dsc05570 平尾台では氷柱(ツララ)を、「モウガンコ」という。昨日2/16は日中もずっと氷点下で、大きなモウガンコが出来た。2/13に寒波がきて、数時間で積雪も20cm。気温が上がらないので、雪もそのまま残り、きれいな冬景色が続いている。

 続くと困るのが交通規制。降雪初日は臨時閉園せざるを得なかったが、その日中に除雪と凍結防止処理を行い、翌14日のお昼には普通タイヤ通行を確保した。ところがチェーン規制の表示は曜日の関係?で、明日18日午前まで続くらしい。

02170001_2 実はチェーン規制(警察担当)が出たのが2/13の8時、解除は2/16の10時。本当にチェーンが必要だったのは、13日の6時から14日朝まで。電光表示(市担当)は13日昼から、18日昼までで、ものすごいタイムラグ。こんなにズレがあると、もはや信頼に値しない。

 よって本当にチェンがないと危険なのに、規制表示を無視したノーマルタイヤの暴走車が、平尾台登山道で事故を起こしたり、立往生して道を塞ぐ。

2008年2月13日 (水)

雪路ドライブ

 平尾台上、雪降ったり止んだり、気温マイナス2度。5時に降り始め積雪20cm。
ところで今日は丸一日、除雪に追われました。平尾台登山道の3合目から自然の郷入口までの雪路ドライブを動画にしてみました。気分を味わってみて下さい。除雪完了後の14時半頃の状況です。「平尾台雪ドライブ」をダウンロードときどきセンターラインをはみ出すのは、雪の重みで竹が道路に倒れかかっているためです。

 また、コメントをいただいた、こくうさんのリクエストに応えるため、雪の羊群原にカメラマンを派遣しました。Dsc05369Dsc05353Dsc05356

2008年2月 4日 (月)

凍み雪

 2/2から2/3にかけて降雪があり、園内にも6センチ積もった。水分の多いボトボトした雪ですぐ解けるかと思ったが、3日未明から晴れ、寒気と放射冷却で気温が下がって雪の表面が、再凍結した。東北の方では「凍み雪」という。
Pic000092 雪というより鏡のような氷ばりになった台地は、今日の春を思わせる日差しに、プラチナのように輝いた。高山の雪渓などでしか見た事が無いつかのまの幻想的風景だった。

2008年1月11日 (金)

1年で日の出の一番遅い朝

 昼間の時間が一番短いのは、冬至(12月21日頃)だが、日の出の一番遅いのは1月初旬だ。逆に日没が一番早いのは12月初旬で、冬至を挟んで前後に半月程ずれている。
つまり1月10日あたりを過ぎると、朝も夕も「昼間が長くなり始めている」ことが実感できる。
 平尾台に通勤していると、朝路面に降りた霜を頻繁に見るようになるのも、松が取れるころから。放射冷却の朝などは、太陽が昇る頃が最も冷え込む。人間活動の開始時間と最低気温時間帯が重なり合う季節、暦では小寒が6日で大寒が21日、昔人はうまく季節をとらえたものだ。Dsc04648
 しかし9・10・11日と、春先のような暖かさ、今日昼間は霧に覆われ湿度も高く日差しが無くとも、歩き回ると汗ばんだ。

2008年1月 9日 (水)

越境汚染

 昨日、今日と、朝日がやたら赤かった。きれいというよりちょっと無気味な感じだったのは、輪郭がぼやっとしていたせい? 昨日(1/08)日中は、晴れているのにぼんやりした空で、うすら寒かった。
 早々、黄砂だろうかと思っていたら、はるか西方から海を越えて来た、越境する大気汚染のようだ。
参考:http://www-cfors.nies.go.jp/%7Ecfors/index-j.html
もう少し陽射しが強い季節だったら、光化学スモッグ注意報が出る濃度に達しているらしい。
 予報では今日昼中がピークで、平尾台から行橋や小倉は見通せず、近くの山もかすんでいる。平尾台気象情報のポータルサイト
http://www.hiraodai.jp/kishou.htmlに、越境汚染予報のリンクを加えた。Dsc04637Dsc04639Dsc04641

2007年12月 6日 (木)

本穫的な霜

Dsc039072Dsc039112 今朝は寒く、麓でも霜が降りた。よろこんで?平尾台に上がってみると、道端の水たまりに氷がはり、吹上峠〜平尾集落〜川ドリーネ〜不動坂にかけて、真っ白になっている。足下の草原から大きな木の梢まで霜が付いている。かなり冷え込んだようだ。Dsc039192
Dsc03924 川ドリーネの草紅葉も真っ白。朝日の逆光で透かすと、うねうねとした雪原のようにも見える。あさげの煙か、平尾盆地の20mくらい上を、蓋のように覆っている。比高からすると、吹上峠の高さ(標高380m)くらいだ。自然の郷(標高400m)で0℃まで下がったので、蓋(気温の逆転層)の下はかなり冷え込んだはず。Dsc03926Dsc039302
 まだまだ豊かに葉を付けていたイチョウの木からは無風なのに、どの木もいっせいにまっ黄色の雪みたいにハラハラ落葉している。

2007年12月 1日 (土)

ネザサの黄葉

 例年のこの時期、ススキの穂は枯尾となり、ネザサも茶色くなって、平尾台全体が褐色の冬景色に変わる。今年は夏から秋の豊富な日照、台風のない穏やかな気象条件が続いたおかげか、平尾台草原はきれいに草紅葉した。11月末に「木枯らし一号」も吹き、いよいよ冬枯れかと思っていたら、もうひとつ素晴らしいプレゼントがやってきた。Dsc03833Dsc03815
 それは、ネザサの黄葉。笹の群落はススキとともに、平尾台を代表する景観。しかし平尾台などにわずかに残されてはいるものの、消失が危惧される植生である。
 写真2点は、吹上峠の北側のドリーネと斜面で黄葉した根笹の近景と遠景を撮影したもの。遠目には枯れているように見えるが、1枚1枚の葉をみると、綺麗なモミジである。つい1週間前まで、ドリーネ底の竹の葉と同じ濃い緑色をしていたのに。

2007年11月22日 (木)

霜枯れ

遅い早霜

Dsc03495Dsc03493 普通(福岡では)11/21から3/14までの間は、霜注意報は出されない。寒いのがあたりまえだからだ。しかし今年は昨日今日と霜注意報が出て、平尾盆地に霜が降りた。今まで暖かい傾向が続いて来たので、初めての本穫的な冷え込みだった。
 平尾台でも特に朝寒い「夢咲村」の前のコスモスやクズがグッタリと枯れていた。今週初めまで青々していたので、12月まで持つと面白いが・・・・と思っていたが。

2007年11月18日 (日)

秋と冬を分ける空

 日の出前は快晴だった。天気予報は強い寒気の来襲を警告していた。黎明のころは北方の一部の空を覆っていた黒雲が、日の昇る頃には丁度頭の真上まで来ていた。

 写真は日の出直後の東西南北の空の様子。平尾台の真上で秋の空と、冬の空が攻めぎ合いしている朝だった。E(左から、東西南北)WSN

2007年11月17日 (土)

平尾台は草紅葉のピーク

 今年平尾台の初霜は11月3日だった。しかし平尾台盆地の低地、標高350〜360mくらいの非常に狭い範囲で、放射冷却による部分的な降霜だったようだ。今朝(11/17)も平尾盆地からカワドリーネにかけてうっすらと霜が観測された。平尾台自然の郷で10-11月の最低気温がプラス7℃なので、まだ平尾台全体は(盆地の底以外)0℃ちかくまでは下がっていない。
 だから今年は平尾台の草原で、ネザサなどはまだまだ青く、紅葉や黄葉の状態を保っている植物が多い。今、平尾台は草紅葉のピークを迎えている。
 それでももう11月下順。長い期間鮮やかな黄色に彩られたハギも黄土色に色あせつつある。ゆっくりだが平均気温も下がって来ている。冬枯れの景色に変わるのも間近だ。Dsc03424Dsc03389Dsc03374

2007年11月 9日 (金)

ススキが原の変遷

071016 「平尾台のススキは、いつ見ごろですか?」の良くある質問に応えるため、今年は9月から定点観測することにした。取りあえず10/16と11/2と11/9の3写真を掲載する。
 写真を見てわかるが、今年は10月中あまり風景が変わっていない。

071102

セイタカアワダチソウの強い黄色は11月に入ると目立たなくなった。例年はこの頃霜が降りたり、乾燥がすすむので、草原の草が枯れてくる。それに比して今年の11月は一週間で背景の草原が緑から、赤や黄色に色付きはじめた。

071109_2夏の十分な日照、秋の適当な雨、台風や木枯らしで葉が痛んでいないこと、などの条件が重なると、見事な草紅葉と真っ白いススキの穂が重なる風景となる。写真では背景が濃い緑から明るい黄色に変わっていくと、ススキの白い穂が浮き立ちにくくなり主役が入れ替わる。

Photo11月17日加筆

今朝今年はじめて霜が降りた。吹上峠で初氷を観測し、日中は木枯らし1号も吹いた。きれいだった草紅葉も今日の晴天をピークに終わりをつげ、徐々に冬枯れと変わっていく。

071122

11月22日加筆
21日に「平尾台ガイドツアー」の一行17名を、地の果てから不動山、見晴台を案内。メンバーは手に手にこのブログのコピーを持っていた。何とかお目当ての草紅葉の終演に間に合ったかっこうだ。

Dsc0377012月1日加筆
昨日(11/30)NHKの取材の案内をした。ススキの穂のきれいなところを「女優」が歩くシーンを撮りたいというリクエストだった。ススキの穂ひとつひとつはもうボリュームがなくなったが、冬枯れ直然の草原も風情がありますよとここを案内した。

Dsc0416712月16日加筆
12月初旬から平年並みの気温になり、草紅葉も色あせた。かろうじて根笹の葉は、黄色くいい色を残している。ススキの穂はすっかり寂しくなり、白く透明に見える。

Dsc046461月10日加筆
暖冬でもさすが1月の中旬ともなると霜も数回、雪も1回降った。平尾台のススキが原もすっかり冬枯れとなった。冬晴れの空がすっきりせず、春がすみのようなのは黄砂や靄ではなく、ここ3日続きの越境汚染らしい。

冬の桜

 昨日は立冬だった。今日も暖かく冬らしくなるのは来週かららしい。
このあいだ花を付け話題になった桜が気になって見て来た。木の全体に新緑のころの様な葉が生い茂っている。果敢にもまだ二期作に挑戦中らしい。
Dsc03224Dsc03233 よく見るとポツンと花も咲いている。花の写真の背景の薄紅色は、遠景の紅葉だから、初冬と春が同居してる構図。一説では、サクラは日本にやって来る以前、もっと温暖な地にあって「常緑」で「開花期は11月」だったとも。日本の冬が温暖化の傾向とみて、ご先祖の生き方を温故知新しているのかも知れない。この株はたった一本で、たくましく柔軟な適応力を発揮しているのか?
 県道沿いの銀杏の木も、まだ黄色く色付いた葉は「まばら」でまだ青々して、立冬は暦の上のことのようだ。Dsc03245_2

2007年9月28日 (金)

今年も秋に桜咲く

 昨日、NHKのローカルニュースで、
「今、平尾台では、秋のススキと、春の桜がいっしょに見られます。」
といっていた(らしい)。その場所はココ
http://map.www.infoseek.co.jp/standard/13168010/m.htm?E=oxrOAwXP2aK

 ひとつの画面に、サクラとススキを収めようとしたが、出来ずに次の写真のようになった。背景はサツマイモ畑である。夏から秋に、風や虫に葉を取られるとしかえしに、花を咲かせて驚かせる、おちゃめなサクラくんである。070927sakura

2007年9月27日 (木)

ススキの花穂

 いま平尾台のススキの穂は赤い。花が咲いているからだ。おなじみの白い穂は、種になるころのことだ。まだ外来種の「セイタカアワダチソウ」が開花直前なので、平尾台全体は薄ピンクのベールに覆われている。

 今夜は名月後の満月。近年にない勢いの良い花ススキ群落の「おはなばたけ=おばなばたけ」を秋月が照らす。Dsc01689Dsc01704_2

2007年9月17日 (月)

夕景3つ

 台風11号の前後に、無気味なくらい綺麗な夕方の景色を見た。

 9月9日Dscf1212
夕方、西側遠方の空が晴れ渡り、日没後10分以上経過して、平尾台上空全面を覆っていた高層雲を下から照らした。超低角度の光線で残った長い波長のため、全天が真っ赤に染まった。(撮影;吹上峠)

 9月14日
Dscf1218日没直後、西の空に発生していた小さな積乱雲が、太陽光線を部分的に遮り、平尾台上空の高高度の薄雲に不思議な陰を作った。陰内以外の雲は下から光があたっており、コントラストが強く描き出されている。何も考えずに見ると、巨人が雲を掃き掃除しているようにも。(撮影;自然の郷正門)

 9月16日
Pic000070一日中濃霧に巻かれた平尾台。日没ころ、急に西の空から雲が開けた。山襞のかしこにはまだ霧が残る中、紫色の夕焼けに空が染まった。日中の降雨で地面や路面が黒々とし、空が赤紫色の無気味な2色刷りのような景色となった。(撮影;平尾台登山道8合目)

2007年8月18日 (土)

積乱雲

Dsc00147 とうとう4日連続で真夏日になり、最高気温も33度に達してしまった。。日射も含めた体感気温は14時半頃45度になり熱中症警報を繰り返し園内放送する1日になった。平尾台に夏の日中暮らし、これほどの暑さに慣れていない人には苦しい夏だ。
 夕方南の方に、頭が平らなキノコ雲が出た。雄大積雲の上への発達が止まり上部が毛羽立ちさらに横に広がってきたものか。

2007年8月17日 (金)

平尾台も連続真夏日

 8/15、16そして今日と、3日連続で最高気温が30度を超えた。標高400mの平尾台ではめったにないことだ。普通は13時ころから15時ころまでの短時間なのだが、今日は午前10時に30度に達し、13時前には32度を超え、17時近い今も30度を割らない。
Pic000054 平尾台自然の郷唯一の水辺「せせらぎ」は人工だが、大人気。ハダカンボウがごったがやすが、今日は空いていて大人も足を付けている。びしょぬれの下着姿で5〜6mの風に吹かれると、32度で直射日光はちょうどよいこころもちのようだ。閉園予告の夕焼け小焼けの放送が、まだまだ遊んでいたい幼児をぐずらせている。
 この3日ばかりは、むせかえるような熱気の下界に、下山帰宅したくない気分だ。

2007年8月16日 (木)

吹上峠の朝霧

 昨日8/15は、平尾台でも30度を越えた。今朝の日の出ころの気温は23度。昼夜の気温差が大きいと、早朝の平尾台は霧に包まれる。
Pic000050_2
 今朝、日の出に照らされる、吹上峠の霧をケータイカメラで撮影した。霧の中に逆アーチの虹(逆虹?)がみえた。30分ほどで消え、まっ青な空がひろがり一瞬の光景だった。
 太陽のある方向に出るので、たぶん暈(かさ)が地表に届いたのだろうか、巨大Uの字型の虹は珍しい。

2007年8月 4日 (土)

佐賀で吹き飛んだテント

8月2日(木)

 台風5号が接近し、暴風警報発令中の中、佐賀総体会場でテントが吹き飛び、全国ニュースになっていた。アメダスの記録では、当時正午ころから佐賀市内では風速10m/s(10分平均)近い風が吹いていた。ニュース映像では、4張のうち3張は脚を折り屋根を下げていたが、建てたままだった1基が突風で一気に飛び、グラウンドを転がった。ヒトゴトではなく見ていてゾッとした。

 同日平尾台では、午前10時ころから平均風速が5m/sを超え始め、ときおり10m/sの突風が吹き始めた。台風の接近速度から、14時で臨時閉園することを決定。13時頃から平均風速7m/s、最大瞬間風速は15m/s、14時頃から降雨が始った。

 さてテントはどれくらいの風に耐えるのか? 平尾台では瞬間風速が10m/s(平均風速5m/s)になると危険と考えまず脚を折って低くする。平均風速が継続または増加する傾向であれば、幕を外してたたむようにしている。

 件の佐賀総体の状況はというと、13時には佐賀市内のアメダスは10m/sの平均風速を記録しているから、瞬間的には20m/sの風が吹き出していたと推定できる。危険を感じ大半のテントは幕を付けたまま低くした。そして1時間後の14時ころ残っていた建てたままのテントが吹き飛び、本部役員2人が負傷した。ニュースでの関係者の論調は「あんな風でテントが飛ぶのはしょうがない。アンラッキーだった。」というものだった。

 ここから学べる教訓はないだろうか?
大会本部は暴風警報を知らなかったという。でも台風5号の情報と会場で風の強さは肌で感じていただろう。またその風は、時間とともに強まって行くだろうことも。突風率というのがあって普通「2」を採る。平均毎秒5mの風なら時折倍の10mの風が吹き、平均10mなら20mとなる。事故はこの瞬間風速によって牽き起こる。また建物や木の陰は風が弱いが、競技場など広い場所ではそのままの風が吹く。まただ円形の空間では長軸方向の風は強い。運営者はそういった安全配慮を欠いてはならないと思う。

 「台風が接近し、暴風警報が出ていて、平均風速10m/sが1時間継続しているのに、テントを建てたままにしていたら、吹き飛ぶのは当たり前。選手や観客など人が集中していなかったこと、負傷が本部役員だけだったのは、ラッキーだった。」というべきだろう。

 昨日8/3は、やはり佐賀総体会場近くで、竜巻きが発生したようだ。去っても台風の影響で15時頃でも平均6m/sの風だったようだ。そのニュース映像でもテントは建っており、激しく煽られていたのが気になった。

2007年7月30日 (月)

イベント中の突風

 昨日(7月29日)の平尾台高原ピクニックコンサートを、突然の強雨と突風が襲った。19時ちょうど、気象観測器は最大風速25m/s、雨量強度30mm/hを記録している。
 晴天の霹靂のような、突然の降雨と強風に会場は上を下への大騒ぎとなった。強風は18:30-19:30の1時間、降雨は2分間でぴたりと収まった。

 この突然とも言える現象を予測し、18時頃から強風対策を講じて、事故を防ぐ事ができた。もし手を打っていなければ、10張りあまりのテントが強風で吹き飛び、観客に怪我人を出してしまっただろう。その徴候は17:30ころから気圧の急激な上昇に始まった。また全天青空でまだ日が高いのに、気温が下がり始めた。夕方に北西から寒気が入るという情報が入っていたので、「もしや?」と思い、PCの気象画面を見ると、20時ころ北部海上から山口方面には雷雨の予報が出たようだ。
 開演が迫るころ、主催者に降水を伴う強風とテントの撤去の予告を出した。(本気で受け止められなかったようだが・・・・) 18時すぎに一部テントの撤去開始。18時15分ころから最大風速が10m/sを超えはじめる。全てのテント撤去指示。18時半ごろから急に空が真っ暗にかき曇りポツポツきはじめる。観客は残っているテントに逃げ込む。「強風で危険なので、テントから離れて下さい。」とお願いするも聞かれず、強制撤去し終わったのが19時ちょっと前。
Dsc09835 18:50から19:05の間毎秒20m、最大24m/sの強風が吹き、19時ちょうどに瞬間30mm/hの雨が降った。客席からパンフレット・シート・レジ袋がまき上がり、観客は全員ずぶぬれになったが、わずか2分間の瞬間的な雨だったこと、テントは全てたたみ終えていたので事故もなかった。強風の前1時間に3hPa上昇し、気温は5度下降。小さな冷気の塊が下降気流となって日中北九州一帯を覆っていた熱気とぶつかりあって起こった現象のようで、18:55には空中電位が急上昇している。
 コンサートは約20分中断後に再開、終演20時過ぎには澄み切った東空に14夜月、西空に大輪の花火が浮かんだ。

2007年7月 1日 (日)

シャボン玉

 平尾台自然の郷は幼児連れファミリーが多い。いつも風が吹いている平尾台。小さな子供たちをよろこばせたいといろいろ考えて、シャボン玉を飛ばすサービスをしようと思った。
 海外のモデルロケットの大会に行くと、上昇気流を見つけたり、風向きを知るために、写真三脚に載せた小型シャボン玉連続発生器が使われる。日本人は吹き流しが好きだが、点でしか風がわからない。その点シャボン玉は線で風が見えるようになる。
Dsc09220 いろいろ探したが、国内ではシャボン玉製造器、意外と無い。自作するしかないかなと思っていたら、舞台演出用のものを見つけた。100V電源で液内をくぐらせ膜を張ったループを回転させ、ファンが風を吹き付ける、シンプルな構造。消費電力も小さく、ソーラー電源でも十分稼働する。1分で2000コ以上シャボン玉が出来る。
 液は自然にやさしい材料を選び、オリジナルで配合したもの。数カ月寝かせるとよいシャボン玉がいっぱい飛ぶようになる。最初は私がセットしていたが、いまはすすんでひきうけてくれるスタッフができたのは、子供たちの好反応のおかげ。特にいまの梅雨時期は、高湿度の助けか、なかなかこわれにくく遠くまで飛んでゆく。園内にシャボン玉が飛んでいると、シャボン玉玩具が良く売れるとショップスタッフもホクホク顔だ。

2007年5月27日 (日)

光化学スモッグ

 今朝8時過ぎに北九州市内全区にでた「光化学スモッグ注意報」は午後2時過ぎまで続いた。今回から市環境局の発令を「注意報」「警報」「重大警報」にわけて園内放送することになっていた。平尾台のような屋外型集客施設にとって、光化学スモッグは非常にこまった事態。訪問者も減少し、滞在時間も短くなる。大大的に全国ニュースにもなり、遠来の観光客も公害の街に戻ってしまったかのような北九州を避けるカモしれない。今日はその初回(今年4回目の発令)。
 今日は市内の各小学校は運動会。アサイチで注意報が出てキャンプ場はキャンセルや問い合わせが相次いだ。今日の入場予想は5月後半の快晴の日曜ということで5000人だったが、常時10mを超える強風下でもあり、これでは来場は半減するなぁと思った。
 11時頃から、「今日はお休みですか?」という問い合わせが急増。光化学スモッグで休園しているらしいと思われているようなので、やっぱり今日は客足が向かないか。ところが12時ちかくになって、ゲートから急にぞくぞく入ってくる。いったいどういうワケ?
 実は運動会が85校全て中止となったらしい。お弁当を持っていったん家を出た家族連れが、一斉に市内の各公園を目指しているらしい。入ってくるゲストは手に手にお重やマットを持ち、子供たちは赤白の帽子をかぶったりしている。
070527 短時間で園内の芝生は、人人人で埋まった。これは想定外の大盛況になるゾ。確かに大盛況になった。運動着を着た子供たちは運動会ばりに駆け回り、親たちはクーラーバックから取り出した缶ビールをグイグイ飲んでいる。レストラン屋外席は持ち込み宴会が始まった。もしやと思ってレストラン内を見たらガラガラ。いつも飛ぶように売れる石窯パンも苦戦中。
 結局、入場総数は5204人、初めの予想どおり。しかし内容は全然違っていた。やっぱり「本来の平尾台のゲスト」は、今日は出控えたようだ。そして今詰め掛けているお客さんは、運動会の代わりに来た人たち。夕方閉園後のパークは、いつもと違って荒れた様相だった。大量の持ち込みゴミ、散乱するポイ捨てゴミ、芝生に掘られた穴まで。強風だったので国定公園の方に飛んで行ったゴミも大いに違いない。こんな日は黄色の空のように気がめいる。
 幸い「目がチカチカする」という申し出は1件のみだった。(降砂や強風だったのでもっと多くの被害届を予想していた。)

2007年4月13日 (金)

空、その4 黄砂

2007年4月12日(木)

 いま日本全国で「黄砂」が問題化している。中国で工業化が進み、土地が乾燥化砂漠化した上に、煤煙や有毒ガスが黄砂とともに海を越え、日本に降り注ぐようになったからだ。とはいえ、黄砂そのものは有史以前からあったこと。日本の土壌や生態系にも大きな影響をおよぼし、特に平尾台では無くてはならない要素だ。
 実は雨水に溶けると、後にほとんど何も残らない平尾台石灰岩地帯の、地表を薄く覆っている土は、毎年の黄砂と、ほんのときどきの阿蘇火砕流で出来ているらしいのだ。黄砂が一定量の土を供給しないと、雨水が洗い流す土の量がまさり、平尾台は岩だけの台地になっていく。いまのような石灰岩盤の先端部分だけが地表に飛び出している(半裸出カルストの)状態は微妙なバランスで保たれていて、自然の活動や人間の活動が変化すると、長い年月には台地の景観も一変する。
 写真は、4月12日の夕方で、視界は5kmほど。周防方面も響方面も市街地は薄黄色のベールに隠れ、日没の太陽は光彩の輪に覆われた。Dsc06038Dsc06037Pic000040

2007年4月 5日 (木)

桃咲く

 昨年からパーク内のドリーネに植えている、モモが開花した。四月になって冷え込み、3日には霰、4日には雪、今日5日は霜が降りた平尾台だが、日差しも戻って来て、春本番も近い。
 今回植えたのは、いろいろな園芸種。写真3は園内のドリーネの石灰岩上に生えている、原生種に近いもの。実は固くて食べられないが、花は清楚で美しい。ハデな仲間が増えてにぎやかになり、驚いているかも。
Dsc05910Dsc05918Dsc05921Dsc05931

2007年3月23日 (金)

桜開花

 今朝(3/23)、園内を回っていて、陶芸工房の前のソメイヨシノ(園内樹木リスト)が3分咲きにもなっていた。今年は2月が暖かく、3月になって一転寒かったが、今週火曜(20日)から最高気温が10度・13度・14度と上昇。21日あたりには1・2輪ほころびていたようだ。ソメイヨシノは気温が10度を安定して超えると咲くと言うが、その通りになった。例年平尾台では4月になってからだが、10日以上早い。Dsc05448
Dsc05451Dsc05449

 
 
 
 
 しかしよくよく見ると、葉も出ている。他のサクラなのか、それとも狂い咲き? 

 明後日25日は「平尾台クロスカントリー」。気温は上がったが雨が降りそうで心配だ。

2007年2月23日 (金)

雷対策

 平尾台は標高400から600mの台地。雲がスッポリかかることも多く、雷が発生したり落雷も頻繁に起こる。公園計画時からしっかりとした雷対策をお願いして来た。運営を始めたらやっぱり襲雷に悩まされた。

 落雷停電はしょっちゅうで、セキュリティー装置・火災報知機・放送機器・駐車場料金機・下水道ポンプ・パソコン・陶芸電気窯などが次々故障。建物は避雷針を巡らせているが、直撃でなくても誘導電流で被害が起こるらしい。

 屋外にいるゲストにいち早く避難を促すため、襲雷警報機(コロナーム)も設置した。電源や通信線に避雷器を取り付けたがどこまで有効かはわからない。避雷針に落ちても内部の機器に故障が起こったりする。予知して可能な機器は電源を遮断し、通過を待つのが最良の方法のようだ。

Dsc04818Dsc04819 平尾台の北西20kmの皿倉山も同じ悩みのようで、担当者が相談にみえた。無人地区に置いたバイオトイレが被害にあうとのこと。「平尾台では避雷対策が進んでいる。」という噂を聞いて来たと言う。現状をお見せし、事前には予報して人為で手をうち、後は壊れた物を早く見つけて処理することが現実的な対策であることをお話しした。雷を完璧にブロックしたり、事前に電源を抜くことは難しい遠隔地のようだが、機能停止を携帯電話網で自動通報する仕組み(遠隔監視)は容易いと思う。

2007年2月22日 (木)

空、その3

Pic000029 2月にしては気温が高く穏やかな晴天が続いた。平尾台の盆地は連日放射冷却で霜がおりた。それも今日まで。7:00 気温6度湿度50%から弱い南風が続き9:00 8度湿度80%まで上がった。空は南北に二分したような雲に覆われた。

Pic000034 その後、お昼にかけ陽が差し気温10度湿度50%になり、空全体が筋雲になっていた。台上も梅の花がほころび、菜の花も咲いた。
 午後から気圧がゆっくり下降。曇天になり、夕方には降り出しそうな気配。

2007年2月21日 (水)

空、その2

 今日は快晴。10:00現在気温11度、湿度60%、北風3m
雲が1つもないので、青空を撮影することに。
響灘方面の遠景には周防灘方面には見えない、低い層に薄いもやがかかっている。
都市活動による雲かも知れないDsc04799Dsc04801Dsc04806

2007年2月19日 (月)

空、その1

 平尾台に毎日いると、いろいろな雲に出会う。名前があるのだろうがよく分らない。でも奇麗だったりおもしろかったりする。たいていはすぐ変わってしまう。
 おもしろい雲をみたら、ケイタイで写すことにしよう。

日時;2007/02/19 7:30
方向:東南東(国東方向)
条件;晴れ→晴れ、気温4度、湿度85%、東風2m
日の出の頃発生し、日の出後掻き消えた。ちぎった綿をまき散らしたようで、切れ間から差した光が海面をオレンジ色に照らした。
Pic000018_1

2007年2月17日 (土)

朝焼け

2007年2月15日

 今年は2月でも暖かだ。良いお天気の日も多く、日昇時間が日ごとに早くなるのがPic000011実感できる。この日は薄明の時間から、長く朝焼けが続いた。日中にはウグイスも鳴いた。本格的な冬が無いうちに春になってしまうのだろうか?
 十分な寒さに合わないとサクラ等は開花が遅れるとも聞く。平尾台の他の植物にこの暖冬はどんな影響があるのだろう?園内に栽培しているブルーベリーも収穫が落ちるかもしれない。しかし少なくとも人はいつもの2月より活動的のようだ。

2007年1月28日 (日)

初出動

 今朝6時の平尾台は、気温ー1度。夕べからの雨が路面に凍り付いた上に積雪。Dsc040058合目から上は、非常に危険な状態だった。日曜なので鉱山関係や山越えの通勤車もなく、5時半でもバージンスノー。後ろから追ってくる車を前にやり、27カーブに来ると、新聞配達のバイクが立往生していた。先ほどの車に新聞を積替えていた。

 今年は暖冬。ここまで雪らしい雪は無く、除雪隊は今朝が初出動。スノープラウDsc03996(排雪板)を前部に、融雪装置を後部に連結したおんぼろジープの出番だ。2時間ほどで支障解除を終えた。6時に「チェーン必要」とスタッフに一斉メールしたのだが、8時頃に出勤したものは「なーんだ、ダイジョーブじゃん。」と思ったかもしれない。範囲が広いとこんなに手早く処理できないので、チェーンは必携してくださいよ。

2007年1月13日 (土)

カラスさん

 スノープラウ付きジープ、融雪剤散布機、軽トレーラ、4輪バギー、電動3輪リカンベントなどをあまり一般的でないものを調達したり、支障なく使えるのも理由がアル。面倒で儲けの無い注文や整備を引き受けてくれる、奇特な自動車工場があるからだ。
Dsc03807 その会社とは北九州は門司にある、ヤナギモータース。写真の人物はそこのチーフメカニック。知り合ったのは「キタポッポ」という、汽車型80人乗りのプロパンガス連結バス(という世界に2台しか無い特殊車両)運行/整備を通してのこと。こういう心強いメカさんを知り合いにもっているので、私のマイカーは14年/走行距離も25万キロにたっし、エンジンやデフの生体間移植手術を受けてなお元気に走っている。

2007年1月10日 (水)

黎明から日の出後

1月10日の朝景より
Dsc03795_1 日の出の一時間ほど前から日の出のころは、パークのあちこちに美しい風景が出現するひととき。といっても開園時間帯ではないし、今日のような朝ばかりではないので、写真でお見せするしかない。スタッフでさえもこの光景を知っているのは片手で数えられるくらいしかいない。

黎明
Dsc03750 お天気がよいと日の出の一時間前ころに、真っ黒だった空が群青色にかわる。平尾台から日の出方向の夜景が薄れ、家並と豊前海が浮かびはじめる。由布岳・鶴見岳・八面山・両子山の稜線が最もくっきりするのもこの頃。背景の空は、雲が少しあってくれると、紫色から真っ赤、そしてオレンジ色と移って行く。明るい黄色に変わると太陽はもう水平線のすぐ向こうまで来ている。

日の出
Dsc03760 平尾台の東側に北から貫山・広谷台・周防台・桶ヶ辻とつながる山塊がある。その尾根が果てる南端に天狗とよばれる巨岩があり、冬はそこから日が昇る。空とのコントラストが強くなり、天狗の顔が赤から真っ黒に変わると、一点からぴかっと一条の光が差す。点は見る見る間に拡大し強くなり、面となる。

パーク朝景
Dsc03777 日の出の光景にばかり目を奪われがちだが、ここから背後を振り返えらなければならない。平尾台自然の郷は東向きの斜面にある。日の出の真っ赤な旭光が、建物の壁面を一斉に強く照らす。つい先ほどまで台地の暗黒に埋まっていたのが、燃えるような姿として浮上する。やがて陽が高くなるにつれ、炎色は薄れ日常の朝に戻って行く。

2007年1月 8日 (月)

屋内気象観測

 平尾台自然の郷管理棟に設置した気象観測器、大きい利点として温度湿度センサーを多数増設、データの集中管理ができる点がある。平尾台を研究の場としている、U氏から「洞窟内気象」という言葉を知り、そんなら「屋内気象を観察」してみようと思い付いた。

Dsc03743 高標高で風が強いので冬場は寒冷と乾燥、雲に包まれたり昼夜の寒暖差が大きい夏場は多湿と日光直射に悩まされる。空調を切っている時、運転しているときそれぞれにおもしろい屋内気象現象が発生する。
 集客施設の常で、屋内空間が大きいこともあり、床上170cmの範囲に快適空間を作るための冷暖房に相当のエネルギーが費やされる。むやみに省エネの号令をかけても、自宅なら我慢をするゲストもスタッフの理解も、自分の財布に直接関係のない公共施設では、一朝夕に得られない。
 そこで「快適な人工室内気象」を目指し、主要な屋内空間の各所に温湿度センサーを取り付けて、5分毎に測定したデータを一年間ためて見た。リアルタイムで各室の室温がわかり、天井/床温度、空調のオンオフ、設定温度との関連が把握できる。その他夜間の状態も自動的に記録が取れるようになった。

Dsc03746 結果として、冬場は上下の空気撹拌と加湿と、個人差カバーのためのホット座布団、夏場は夜間の換気と日中冷房時の頭熱足寒解消空気循環が有効なことが判明。廉価な家庭用天井扇・壁扇風機・加湿器を思いきって多く設置した。エアコンとサーキュレータの併用や暖房と加湿などは常識的だが、かといってどこでもあまり実行されているのを見かけない。
 平尾台自然の郷では、真冬に扇風機が回っている。レストランやショップのお客さまがびっくりされるようだが、快適暖房のためです。また事務室では3台の加湿器が冬場の不愉快な静電気やインフルエンザウイルスの抑制をしている。面白いことには湿度30%では24度で寒がる人も、55%くらいを保つと19度でも大丈夫なようだ。事務室のエアコンは暖房温度最低の18度設定(天井センサー)になっている。
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 昨年の夏は猛暑だったが、10%の省エネ達成。それも大我慢してというまでではなく、より健康&より快適をはかりながら。というわけで「平尾台では年がら年中扇風機が大活躍」する。

気象観測

 平尾台は小倉市街地の南、標高500mの台地。台風の接近や季節風の影響を中心市街地より「いち早く/強く」受けはじめる。今のように広域な気象観測網がなかった時代には何らかのお天気測定所があってもよかった気がしないでもない。さDsc03733きの戦中まで軍の要塞地域として立ち入りが禁止だったこともあり、そういう発想はまったくなかったようだ。2000年にオープンした平尾台自然観察センターにも気象観測はその業務にない。温帯地方の結晶質石灰岩台地のいろいろな研究にも平尾台上で測定した気象などの基礎データは必要だろうと思うが・・・・。

 平尾台自然の郷の運営を始めて、パークの開園/閉園、入場者の安全のために、リアルタイムで状況のわかるシステムの必要性を感じた。平尾台自然観察センターに置いた簡易な機器で、後日のデータ確認はできたが、即時性と維持管理がなく、有効ではなかった。一昨年の5月手頃なモノを見つけ、管理棟の屋上に取り付け、仮運用を開始。

Dsc03734 コストや必要な機能事情から、気象庁検定品ではなく、設置もデータも私的なものに過ぎない。しかしパークの開閉や気象による施設の不具合や損傷の判断材料として十分使える可能性を感じている。また平尾台でフィールドワークをしている人の参考になればと、15分毎の測定値などをWeb公開。けれどくれぐれもお願いしたいのは、利用はあくまでも趣味範囲にとどめて下さいということ。

2007年1月 5日 (金)

雪じたく

 穏やかなお天気で始まった2007年、それも今日までで明日から荒れ模様。
一昨年の暮れから、去年の新年は大雪に見舞われ、4.5.6日の3日で入場41人。今年は4.5の2日で1217人。いかにお天気に左右されるかわかります。そして荒天でもきていただける方があるので、平尾台にいると、いつもお天気が気になります。

 地方気象台の出す予報に加え、気象情報にいつも神経を尖らせています。
例えば今週末。http://www.hiraodai.jp/kishou.htmlのページを開き、850mb予報天気図を見ます。1/6の15時頃から気温が下がり、21時には-3度、1/7の3時頃には-7度位までの寒気が入ります。一方降水はというと、1/6の3時頃から1/7の15時頃まで平尾台の上空に湿度の高い空気が入ると予想されています。平地では上空1500mマイナス6度が雪の目安、高標高の平尾台では3度の違いがあります。

 お天気予報では
6日は曇り後雪か雨曇のち雪か雨
7日は曇り一時雪か雨曇一時雪か雨、となっていますが具体的な雪の降り始めが知りたいので、「平尾台では明日6日の雨が、夜半から雪に変わり、7日の朝には道路にも積雪するだろう」と覚悟し準備に入ります。

 雪の対策というと、施設の強風対策と、道路の除雪/凍結防止です。地域の生活道路確保とスタッフの事故防止のため、平尾台登山道路の障害連絡除去業務を担当しており、その出動に備えます。平尾台は積っても最高20センチ程度で、一冬せいぜい十回ほど。長く豪雪地の山中にくらした私には「南国の薄雪」にしか見えず、冬タイヤなど個人装備で十分乗り切れると映るのですが、冬に不馴れな九州人たちはしばしば事故を起こしています。そこで、スノープラウを付けたジープと、小型融雪剤散布機を公園に備え、雪に対する安全対策を図ることにしました。

 しかし本当は無駄なエネルギーを使って除雪したり、環境に影響を及ぼすかも知れない塩撒きなどをしたくはないのです。冬に平尾台にご用の方は、全員がちゃんと雪路対策をとって通行して頂くよう願っています。Dsc03728_2
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