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2009年6月 6日 (土)

日本の地質百選

 平尾台が日本の地質百選に選ばれた。地質学的に見た、日本の貴重な自然を顕彰するために、2007年5月10日に第一次選定として83箇所を選び,2009年5月10日[地質の日]に第二次選定として37箇所が選ばれ、そこに「平尾台カルスト」が入った。また「秋吉台・秋芳洞」は2007年の選定箇所の1つである.これで都合120箇所の地質百選が選定されたことになる。
 主体は、「特定非営利活動法人地質情報整備・活用機構」と「社団法人全国地質調査業協会連合会」が共同発案設立された「日本の地質百選選定委員会」によるもので、規制や補助活動を行なうものではないらしい。申請に写真資料提供など協力したので、昨日認定書のコピーが届けられた。
 日本百名山とか「百○●」に平尾台はなかなか入らないが、地質と少しマニアックではあるが喜ばしい話題である。一方、日本の地形レッドデータブックによると、平尾台は表紙を飾る4箇所の1つとなっている。

2009年4月 4日 (土)

ドリーネ清掃

 パーク内にある、縦穴;はる穴の掃除をした。直径5m、深さ20mほどある岩穴のまわりに生えた植物を取り除いた。平尾台にはこういう縦穴が無数にある。しかしほとんどが表土に覆われて埋まり、見えなくなっている。
P1240559 水が流入しながら石灰岩地を溶かすと垂直や急勾配の洞窟となる。逆に石灰地から流出している場合は、水平や勾配の緩い鍾乳洞を作る。川の支流と河口を数で比較するように、洞窟の(水の)入口と出口では、入口が多いだろうから、平尾台上には数えきれない程縦穴があるはずだ。このドリーネデッキと呼んでいる30m四方の範囲に4つもの縦穴があることもその証拠と云える。
Photo はる穴は比較的最近に再出現した穴だ。まず穴そのものが出来たのは10万年以上前、その穴が8万年前頃の阿蘇大噴火で埋まる。30年ほど前、土砂が溜まったドリーネの底に設置してあった水道設備が漏水を起こしていた。その水が徐々に土を流失させ、再び縦穴が現れた。
Rimg0172 パークを作る前この縦穴に大きなコンクリート水槽が傾いて乗っかっていた。壊して埋めてしまおうという話もあった。世界中に他例がない事象としてそのまま残してと希望したが、水槽は撤去・縦穴はデッキを作って公開ということになった。

 台上の宅地も、上記と似た条件下にある。平尾台は平坦地がピナクルとピナクルの間やドリーネ底の堆積土の箇所に限られる。そこに畑や家がある。ピナクル間やドリーネ底には隠れた縦穴があり何時顔を見せるかわからない。カルスト地に暮らす人につきまとう心配事である。

2009年3月11日 (水)

野焼き当日(午後)

2009年3月8日(日)

 午後は、堂金山・川ドリーネ・三笠台・大かんの台方面と、平尾集落と平尾台自然の郷の外縁部、に火入れされる。パーク内から火が間近で迫力ある景観が見られるが、風向きによっては煙や火の粉が飛んで来る。事前に園内の枯れ野は焼いてあるが、万が一に備えて自営消火隊を配置してのぞんでいる。
 スタッフ顔で園内を歩くと、10歩以内ごとにゲストに呼び止められる。句会であろう、メモ用紙を手にした人、大きなカメラを何台も首にぶら下げた人、次々と質問攻めにあう。
 午前中の遠景パノラマも良いが、すぐ眼前でバチバチと大きな音をたて、頬や額に熱を感じ、目や鼻を突き刺す煙臭。五感総動員で体感する「平尾台の野焼き」だ。今日が野焼きと知らず来園したゲストもフェンスの向こうの炎に見入っている。Dsc_0173R0111049R0111050

2009年3月 9日 (月)

野焼き当日(昼)

2009年3月8日(日)

 第一次火入は、大平山・四方台・周防台の頂上から尾根沿いに下りながらガスバーナで着火して行く。野焼きの着火場所にはルールがある。高い所から、風下から着火する。「火と水の流れは逆」と云われるが、低い所からあるいは風上から火を放つと大きな炎が猛スピードで走り危険だ。
 今日は南東風。周防台〜桶ヶ辻方面は、下降気流が追い風となり火が綺麗な列と成って山腹を下って行く。一方、大平〜四方台方面は斜面を上る風が向かい風となるので、火が山腹に燃え広がらない。例年は北西からの季節風なので対照的な現象だ。しかしある程度燃え下がらないと、第二次火入で麓から火入すると一気に山腹を駈け上り、尾根の防火帯を越えて延焼してしまう。
 心配しながら見守っていると、大平台から吹上峠に向かって縦方向に付けられた火が、山腹を横走り始めた。これなら尾根は越えない。さすが伝統の野焼き技術、炎列の制御が見事だ。
 やがて尾根を降りた火入従事者が山麓に集結、第二次火入だ。吹上から平尾の森の外周、手島基地から広谷・中峠・茶ヶ床・見晴台と低い位置から着火。この時は盛大な炎が草原を駈け上る。
Dsc_0132R0111057

野焼き当日(朝)

2009年3月8日(日)

 野焼き当日、パークマンは4時起き。ただちに出勤して気象状況を確認。駐車場・門を開錠、休憩所・飲食物販施設のセキュリティ操作、スタッフメールの発信などをすませていく。
 平尾台野焼き委員会のメンバーは日の出前に台上に集結する。6時半には通行規制の配備が行なわれ、気象観測をして、7時に実施の可否を決定する。7時現在、気温4度、湿度60%、南東の風3m/s。予報では日昼通して曇、降水確率20%、明け方曇ったので霜も降りていない、野焼き中止の要因はない。8:00野焼き集会、8;30火入従事者展開、入山者排除。
 その頃すでに「平尾台自然の郷」のゲート前には遠来の車が列をなしている。またひっきりなしの問合せ電話の応対に追われる。7:30駐車場開場、8:00ゲートオープン、シャトルタクシー整列、8:30特別見学会入場証発行開始、9:00ガイドミーティング。野焼きの朝は、一般入場者も出足が早く、ぞくぞくと詰め寄せて来る。9:30特別見学会締め切り、進入経路を確認して見学者の送り込み完了と出欠簿提出。
 ここから第一次火入10:30までがかなり長い。配置についた火入従事者・延焼防止の消防隊員・連絡用の無線機を背負った自衛隊員・カメラの砲列を構えた写真家たちが息をのんで花火の合図を待っている。例年なら北九州市航空消防隊のヘリコプターが上空で爆音をたてるのだが、今年はそれもない。1000ヘクタールの枯れ野に妙な静寂が渡る。
 10:30権現山の中腹で花火炸裂。呼応して消防車が一斉にサイレンを鳴らす。稜線に人々の小さなシルエットが立ち上がり、ゆっくり移動しはじめる。ネックレスのような火の鎖が尾根から山腹へ下がって行く。いよいよ野焼きの始まりだ。
Dsc_1130Dsc_0013R0111029

2009年2月17日 (火)

ゴミひろいトライク

 通勤に使っていた台湾製ATV(デザートキャット)を、貨物トライクに代えようと思った。理由は3つ。50ccのエンジンで平尾台登山道は、かなり力不足。通勤途上のR322は産業道路で、縦断方向に大型車が付けた轍があり、4輪バギーではハンドルを取られてすごく恐い。毎日往復20km乗ると、パーツが劣化したり脱落するが、モデルチェンジや少量輸入で交換パーツ補充困難。
 そこで目を付けたのが、荷台の大きいスクータトライク。排気量110cc、ギア3段変速、前輪が1つなので4輪車より轍に落ちない。作りが初歩的?で汎用部品が使える。中国製である。注文したのは北京五輪前だが、入荷したのは年を越した。整備とナンバー登録も1と月要した。110ccだが軽2輪(側車付き扱い)で普通免許で運転できる。
 今、運転に慣れるため、普通に通勤に使っている。まだゴミを拾うに到っていない。よって平尾台登山道のポイ捨てゴミが目立っている。
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2009年2月 5日 (木)

ミニ野焼き

Rimg0011 カルスト台地に春の訪れを告げる草原の火入れ。秋吉台では「山焼き」、平尾台では「野焼き」という。野焼きに先立って、パーク内の野草園や展望台の枯れ草を焼き払う。本番の野焼きの日に、飛び火して類焼しないように。その時期が今で、ミニ野焼きと呼んでいる。
 今朝から野草園に火入れしたが、なかなか燃えない。一昨日の暖かい降雨の後、まだその湿り気が残っているのと、よく見ると枯れ草の根元に、既にススキの新芽が膨らみかけている。あちこち燃え残ってマダラになり、一足早い末黒野というわけにはいかなかった。

2009年2月 4日 (水)

2月1日 縦穴洞窟の清掃

P1200668 写真はパーク内にある「ドリーネデッキ」から見える、縦穴(洞窟)の清掃風景だ。平尾台には多くの洞窟があり、形状で分けると「縦」「斜」「横」の3種。縦は水が流入して、横は流出してできる。
 カルスト台地には、石灰岩盤のあちこちに溶かされてできた穴があり、雨を吸込んで地下の洞窟へと導いている。被覆カルストでは多くは表土を被っており見えない。パーク内のそれは、ドリーネ内の土砂が流失し、石灰岩盤の開口部があらわとなっている。その上に歩道橋を設け、ゲストが上から覗き込めるようにしてある。
 ところが開口部に樹木やススキが繁茂し、だんだん穴内部が見にくい状態になってきた。草を刈ろうにも深さ20mの穴は危険で近付けない。困っていたら救世主が現れた。平尾台で活動するケイビングチームだ。

2008年9月18日 (木)

平尾台ススキ情報 2008年 Vol.1

 今年もススキのことを訊かれる季節になった。ススキは今、穂が出たばかりで、穂先がかたまり焦茶色をしている。これから紅色にばらけて、小さな花が飛び出してくる。白穂になるのは例年10月はじめのころ。
 ところで今年は草の丈が異常に高い。日射と降雨に恵まれ、今までは強風もなかったからだ。特に道端のブタクサなどの外来種が3m以上になって樹木のようにはびこっている。
 ススキは穂を出す時、これらに負けないように茎を伸ばし、その上に顔を出そうとするが、果たして3m以上にもなれるのか? 台風13号の影響も含め、見どころである。R0110052R0110050R0110049

2008年6月14日 (土)

自販機の消灯

 パーク内に、何社もの飲料自動販売機がある。屋外設置のものは全て夜間消灯させている。理由は光害防止。どんな光りの害があるのか?
■平尾台は星がきれい
■虫の環境への配慮
■夜行動物への配慮
■夜行人物への配慮
特に4番目が重要で、不要な明かりは、セキュリティ上大きな問題。ゲート近くの自販機に明かりをつけると、朝にゴミの散乱を見付けたり、盗難が発生する。

 そういえば今日、夜間消灯し忘れた自販機のコインメックに木の葉がつまって故障していた。誰か夜中に葉っぱのお金を持って飲み物を買いに来たのだろうか?R0013607

気が重いゴミ拾い

 最近、平尾台登山道のゴミ拾い通勤について気が重い。梅雨になったこともある。最大の理由は、15カーブの不法投棄ゴミだ。鳥や動物、風がゴミを散らす上に、ゴミはゴミを呼ぶので、ポイ捨ても増えてしまう。
 「調査中」なので触れないし、個人で清掃できる量ではない。調査中もよいが出来るだけ早期に撤去するシステムがとれないものか。2月の塗料投棄もようやく昨日撤去された。それも路面のものだけで、法面のものは全部取り残されている。R0012176

2008年5月17日 (土)

不法投棄逮捕

 5月16日の新聞に、「廃塗料1.3トン不法投棄」の記事があった。小倉南区新道寺山中に1斗缶136個が捨てられた事件の容疑者3人が捕まったという。折しも平尾台登山道脇(こちらは市丸地内になるが)2箇所にも大量の塗料缶が捨てられて困っている。同一犯だったのか?Pic000125
 新道寺のは住民の通報で警察が調査したらしい。それだ!捨てられたら生活者や住民がすぐ動く事が大切だ。見過ごしにしないことが、抑止につながる。

2008年4月23日 (水)

Oh! 台地はみどり

2008年4月22日撮影

 急に暖かくなり、平尾台がミドリミドリしてきた。野焼きのあと黒々した焼け野に白い石灰岩がゴツゴツした風景を見せていたが、灰の中から新芽がのびて、緑のカーペットのように見える。
 歩き回っていると、姿をくらませていたキジが草原に散らばり、あちこちでケーンケーンと鳴いている。ドラミングを伴うものはわずかなので、ナワバリが始ったばかりか?
 ホタルカズラ/オキナグサ/ヤブレガサ/シランなどが初夏の訪れを告げている。Dsc07602_2Dsc07611_4Dsc07633_2Dsc07639_2Dsc07646_2Dsc07657_2Dsc07658Dsc07660_2Dsc07661_2Dsc07722_2Dsc07726_2Dsc07747_3Dsc07739_2

2008年3月26日 (水)

野焼き後3週間

 3月2日の野焼き後、3週間たった平尾台を歩いてみた。小倉市街地の公園では桜が咲いたというが、ピナクルの間を渡る風はまだ冷たい。燃え残りのススキの株は、緑の芽を出しつつある。また昨年の秋に地覆を焼き払った防火帯は、緑の絨毯に変わり、満開のなった小花もある。Dsc06977
Dsc06918Dsc06922Dsc06930Dsc06942Dsc06966Dsc06967Dsc06983Dsc06987Dsc06989Dsc06992Dsc07014

2008年3月12日 (水)

焼け野

 3月2日に野焼きがあって、10日たった。ずっと天気が悪く、雪も積もった。「平尾台の緑はいつ頃から戻るか?」という電話問合せも多いので、定期撮影のスタート写真をとって公開することにした。
 場所が解るように、大平山を背景にした。今年はよく火が入って、黒々した地肌に白く石灰岩が浮かび上がっている。
Dsc06549Dsc06292Dsc06360Dsc06362Dsc06422Dsc06426Dsc06435Dsc06442Dsc06445Dsc06457Dsc06477Dsc06542

2008年2月21日 (木)

良い野焼き、悪い野焼き

 2月も中旬を過ぎた。3/2の平尾台野焼きを前に、園内への延焼を防ぐ、防火帯を作らなければならない。
Dsc05587Dsc05600Dsc05607左から

野焼き前
野焼き中
野焼き後
 園内には、芝生広場や野草園があり、野焼きの火が飛び火することがある。ゲストに危険が及ぶので、冬の間に焼いておく。スタッフは「ミニ野焼き」と呼んでいる。園の外に火が出てはならないので、これがけっこう難しい。
 野焼きのコツは、風のない穏やか名気象条件、十分に火消し人員を準備してのぞむこと、範囲をどういう順にやくか、着火位置などである。基本的に風下、高い位置から焼く。小さい火でジワジワ焼くのがよい。
 しかし多くの人間がかかわるので、うまく統制を取らないと、事故が起こってしまう。火を見ると性格が変わる人もいて、要注意である。そういう人には着火係りは絶対任せられない。
Dsc05640 今日はうまくいった。キレイに焼けると、見た目も綺麗な緑が戻る。2/6に北展望台を焼いたときは、気象条件が悪く、トラガリのようになってしまった。

2007年11月 9日 (金)

草紅葉

 「平尾台の紅葉はいつみごろですか?」と聞かれ、いつも返辞に窮する。「平尾台は草原なので、あまり樹木がないんですよ。」とお答えすると、「なあんだ、紅葉はないんですね。」とガッカリされる。
 紅葉がないわけではないのだ。小倉側から登る県道沿いとか、塔ヶ峯南壁とか、芳ヶ谷北壁、そのほか箱穴、助佐穴などのドリーネは、紅葉と石灰岩のコントラストが美しく、平尾台でしか見られない風景だ。ただどれも「耶馬渓・高千穂みたいなパノラマのような風景」ではない。Photo_2
Photo_3 いんや、ある! 「平尾台ならではの、紅葉パノラマ」、それが草紅葉なのだ。文字どおり草原の紅葉である。樹木と異なり、葉が薄いので、よほど条件が整った年でないと、はっきり紅葉せずに枯れてしまう。また草は細かく入り交じって生えているため、木々の紅葉みたいに、パレットの中のひねり出した油絵の具のようなくっきりしたコントラストはない。しかし、明るく淡い水彩画のような草原の紅葉は独特で、ここ平尾台でも数年に一度の光景。私はその光景に何度も出会いながら、まだ一度としてうまく写真に撮れていない。
 その平尾台の草紅葉が見られる条件が今年は揃いつつある。(上記掲載写真はそのイメージ)草紅葉が綺麗になる条件は、「夏の日照が充分だったこと」「台風が来なかったこと」「秋季の適当な降水」「気温低下;最低気温10度以下」「霜が降りていない事」など、なかなか厳しい。お天気予報から判断すると、この週末から一週間くらいが見頃かも。

2007年9月13日 (木)

ソバとアイドル

 平尾台は地上に川がない。地表水がないので水田が作れない。その昔、草原を焼いて畑にして蕎麦を作っていたのは、「ソバくらいしか育たなかった」かららしい。今ソバを作っているのは、趣味人たちだ。ソバを撒いて、花を楽しみ、少しの収穫を粉にひいて、蕎麦を打ち食そうというわけだ。平尾台ではお盆頃種まきし、今頃咲く。ソバは栽培種だが、開花や結実がバラバラで、野生を失わず、人の都合には従わない植物だ。10月にはまだ未受粉の花がいっぱいある状態で刈り取り、ハサギにかけて乾かしながら、実を熟させる。そうしないと初めの実が散ってしまう。Pic000061

 今日はその蕎麦畑の向こうで、グラビアアイドルの撮影があった。蕎麦の向こうに小さく写っているのがソレ。最近メキメキ売り出し中のタレントらしいが、聞いた名前をもう忘れてしまった。平尾台がどんなピンナップになるのか、久しぶりに若者マガジンを買ってみようか。

2007年9月10日 (月)

秋のよくある質問

 9月の声を聞き、急に涼しくなった。気が付くと草原のススキの穂が出始めている。この頃になると急増する問合せ電話がある。「ハギの満開はいつですか?」『ススキの満開はいつですか?」これが返答に窮するのである。
 「サクラ」「ヒマワリ」「コスモス」などは5割ていどが同時に咲いている時期=いわゆる満開の状態がある。ところが自然の植物はある幅のある期間にまんべんなく次々開花する。ツキミソウなんか一本の茎が3ヶ月ほどにわたり順に咲き、先に咲いたモノが結実した後も多くの蕾がのこっている。自然ではこの方が環境変化適応という点で生き残るために有利なのだ。一方人の手が入ると、その種は、同時に開花し同時に結実するようになる(する)。よって「満開」は自然にはあまり自然ではない。ハギの満開の日は難問なのだ。
 ススキほうはもっとタイヘン。穂は出穂→開花→穂立ち→枯尾と進み、8月下順〜12月に及ぶ。黄色い小さな花が咲くころは、地味で目立たず、草紅葉の終わった枯れ野の白い穂の方が奇麗だったりする。
 そんな説明をぐずぐず求めていない質問者殿は、「○月○日〜○月○日頃です。」というキッパリした返答を期待しているのだろうが・・・・・。Dsc00770Dsc00768

2007年8月15日 (水)

ポイ捨て者プロファイリング

 ずっと続けて、同じころ、同じところのゴミ拾いをしていると、おもしろい。だいたい毎日、日の出頃と日没頃拾っている。例えばポイ捨てが極端に少なくなる日がある。年末年始・お盆休みなどである。この夏は、8/11(土)から急に道路がきれいになり、昨日(8/14)から今朝(8/15)にかけてはほとんどゼロ。昨日朝から今朝は通行者が少なかったのかというとそうではなく、自然の郷もセンターも鍾乳洞も、この夏最高の満員だった。また同じように連続休暇のあるゴールデンウィーク中はゴミが人出に比例して多い。普段でも結構波があったり、同じカーブに同じゴミが落ちていたりする。そんなことから、「どんな人物像が路上へのゴミ捨てをしているのか想像」をたくましくしてしまう。
Pic000046
 プロファイリングの手順として、現象を切り分け、日中のポイ捨てを考える。
 人間と動物に分けると、「ゴミ出し日」に5番カーブ以下と25番カーブ以上に散乱状態で見つかるものは、カラス/イヌなどがゴミ置き場をあらし銜えて落としたものかも知れない。ゴミ出し日以外は「ヒト」の行いである。
 このヒトは4輪車に乗車している。自動2輪や自転車の通行も多いが、両手がふさがり体が常時外気と接触しており、運転しながらゴミになるものを生産したり、連続カーブの山道でポイ捨てしにくいだろう。
 この運転者は一人で運転しており、同乗者はいない。嗜好性のある特定のゴミが道路の左右に朝夕別で同じ側に落ちている。運転席窓からポイっとしている。また親/子/配偶者/友人が同乗していたら抑制されるはず。
 この車は群像としては月曜から土曜に、早朝から夕方までの広い時間帯にわたるが、個別には一定の時刻に平尾台を通る。よって「通勤か商用目的」である。
 性別は「男性」である。落ちている物の嗜好性や「吸い殻」「割り箸」から、多くは男性か化粧をしない女性である。(夜間は別)
 この男性群は、行橋-平尾台-小倉にかけて、勤務地または居住値を持つ。が平尾台上に居住(勤務)している人が、平尾台にポイ捨てするとは思いたくないので除外。

 プロファイルを総合すると
「北九州市か行橋市の間をひとりで4輪車通勤(商用通行)する、缶コーヒーと煙草とセブンイレブン幕の内弁当が大好きな、20〜50歳代男性運転者。ついでにこのヒトにとって、平尾台は通行に邪魔な山道であり、地球をゴミ箱扱いし、自然を大切にする気持ちは薄い。」

 重要なことは、このプロファイリングから、従来ポイ捨て犯人視されてきた観光客が、無罪だったことがわかる。とくにお盆のお客さまは「平尾台自然の郷内やフィールド」にもゴミを落とさず、持ち帰っている。この夏休み、園内はほんとうにきれいである。

2007年3月22日 (木)

馬ノ背台付近山火事

昨日(3月22日)吹上峠(駐車場上斜面?)付近で、昨夕6時頃出火。8時頃帰宅する頃には馬の背台頂上が燃え、消防・警察が警戒していた。今朝の出勤時は、小倉鋼業東斜面まで真っ黒。パークには被害はないが、降灰で煤けている。
 昨日は休日。昼間だと馬の背台には「ラジコンやパラグライダー愛好家」がおおくいる。昼間でなくてよかった。
Dsc05433_1Dsc05446_1写真1;県道の26カーブ付近から
写真2;第1駐車場から(稜線凹部の左)

2007年3月 2日 (金)

夜の山火事

 昨日は平尾台南端と北端で2件の山林火災があり、後の方は夕方6時ころ吹上峠の直下の県道付近での出火だった。時間と言い、場所と言い、道端にポイ捨てされる火のついたままの吸殻が原因かも知れない。続けてゴミ拾い通勤して、コンビニゴミや空き缶のポイ捨ては減って来ている気がするが、煙草ゴミは相変わらずだ。喫煙家には、よーく知って欲しい。この時期吸殻のポイ捨ては「放火と同等」の行為であることを。特に野焼き前は平尾台全体に延焼する危険もある。

 今朝から「野焼きに影響は?」という問い合わせが多い。昨晩燃えたのは野焼きの範囲外で直接の影響は無い。Dsc04861_2Dsc04885_1写真左は昨夕7時頃の吹上付近を県道28カーブから撮影。写真右は今朝、吹上から大平方面を撮影。燃えたのは、吹上ー大平山頂を結ぶ遊歩道の北斜面。

2007年3月 1日 (木)

バギーのライトステー折れる

 ゴミ拾い4輪バギー、最近スコブル順調。と思っていたらヘッドライトのステーが折れた。左右に2コついている、プロジェクターヘッドライトの右側が、配線でぶら下がっていた。すぐに気付いたので路上ゴミを増やさずにすんだ。ゴミを拾いながらデブリを撒いていたのではしまらない。Dsc04826
 ライト本体質量が結構大きく、500gもある。比較してステーは華奢すぎる。取り付け位置も前輪サスの固定ボルト兼用なので、大きなGが繰り返し加わる。折れるべくして折れた感じ。

 道路を掃除していると、この「ポイ捨て」ならぬ「ポロ落ち」ゴミを良く目にする。特に後付けのエクステリアが多い。安くもないのだからしっかり取り付けておかないとね。

一足早い野焼き?

 今、パーク内にススが多いなと思ったら、南の方に煙が立ち上っている。だいかんの台という平尾台の南端が燃えている。今週末には野焼きで焼く範囲だが、これはフライングだ。毎年野焼き後に多い山火事だが、今年は草原が乾燥しているということかも知れない。Dsc04844

2007年2月23日 (金)

バギーのタイヤ

 4輪バギーでゴミ拾い通勤を始めて半年。専属?整備士「カラス」さんにご苦労をおかけして、ようやく平尾台通勤車としての実用水準に達した。その間のあれやこれやを。

 使用し始めて、次のような問題が発覚

1)平尾台登り道で止まりそうになる
2)小回りがきかない
3)国道走行でハンドルをとられる
4)バッテリーがすぐあがる

 もともとATVは、日本大手バイクメーカーなどが、中型バイク並のエンジンを積み、山林・農地・原野・砂漠などで使われる、オフロード用として生まれた。米国でのブームが日本にも伝わり、台湾や中国メーカーも参入し、日本の公道(50cc未満のミニカー規格)に合わせたものも出回り始めた。よって鋪装された急なカーブの登り道を、発進停止を繰り返したり、幹線道路を流れに乗って走るようには出来ていない。49ccのパワーでは勾配のあるオフロードでは全く走れないほどかも?

 メーカーに聞いたら、「パワーは49ccなのでそんなものです。」「タイヤを変えたら直進性が不安定にとは聞いたことがありません。」「ベストセッティングで販売しており、いじると良くない。」とかいう。あきらめるわけにも行かないので、カラスさんに色々付けた注文が

A)キャブレターのパワーアップ
B)4輪を鋪装専用小径/幅広タイヤに
C)前輪を鋪装専用の大径/細幅タイヤに
D)後輪をさらに鋪装専用小径/幅広タイヤ、トレッドワイドに

 サン自動車のデザートキャット50(台湾アムストロング製)で、元々オンオフ兼用タイヤを付けていた。前輪はかなり強めの逆キャンバー。ハンドルが超重な上に、コーナリングでブレーキがかかる。登りのヘアーピンではアクセル全開でも止まりそうになる。一方ふもとの幹線道路では、進行方向の鋪装のタワミ(車線中央と左右の3本の畝とその間の2本の谷・・・重量超過大型車の轍)に車体を振られ、車線外に跳び出しそうになる。

 対策Aで高出力用に交換、なんとか登ってこられるように。対策Bで面白いように小回りがきくようになったものの、さらに直進が不安定化。対策Cでコーナリングと直進性が両立。対策Dで登り道でも加速が効くようになった。
またその過程で、サスペンション設定/タイヤ空気圧/ホイールアライメント/タイヤの径・幅・パターンなどを前後さまざま変えてみた。パワステもギヤも介さない操舵、箱に囲まれず4輪の中心着座位置など、設定の変化が操作/動作に及ぼす影響が直に体験できる。むかし自動車教習所で習った「構造」が実感できた。工業高校や専門学校など、自動車系の教材にぴったりかも。

 自動車のようには流通していないので、オプションパーツも整備法も、探すのが大変だったでしょう。アリガトでした。なおアムストロングの名誉のために言っておくと、エンジンやブレーキ、駆動制動、保安装置など他は至極調子が良く、故障も無い。価格と質は満足。

写真(左から)
 オリジナル前輪;19*7-8、オリジナル後輪;18*9.5-8
 舗装路用(前後輪に使用);INNOVA IA-8011 18*8.5-8
 最終形前輪;INNOVA IA-8022 165/70-10、後輪225/45-10

Dsc04811_1Dsc04816_1

2007年1月12日 (金)

花の芝

 平尾台は風が強く、花がきれいな樹木が育ちにくい。また丈のある草花もひと風吹けばみんななぎ倒されてしまう。いろいろ植えてみたが、どれもはかばかしくない。乾燥に強い、風に強い、一面に広がる・・・・何かないかな?とだれかれにきいていたら、シバザクラ・イブキジャコウソウ・アジュガなどを教えてもらった。

 どれもガーデニングでグラウンドカバーに使われ、匍匐性で開花時期には花の絨毯になる。キランソウは平尾台にも生えるし、イブキジャコウソウは石灰地の伊吹山の名が付いているくらいだから、適正の可能性を試験する価値はある。

 というわけで、芝生の一部をテスト栽培にあてることにしよう。色も、桃色・紅色・紫色とカラフル。麝香草つまりハーブの「タイム」だから、香りの絨毯ともなるとおもしろい。この春が待ち遠しい。
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2007年1月 7日 (日)

3輪のリカンベント

 4輪バギーで通勤しながらゴミ拾いしてると、2日か3日でバッテリーがあがる。困ったもんだ。・・・・しかし、どうせ徐行と停止の繰り返しなので、電動3輪車を思い付きました。いろいろ探して見つけたのがコレ。ペダルも使えるし、フル電動にもなるので、平尾台登山道でも何とか登れそう。
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 ナンバー登録し、ゴミを積むリアカーを牽かせてみました。快調快調!4輪バイクより速度が遅いけど、ゴミは見つけ易いし、空気は汚さない。8時間の充電で、呼野から平尾台の往復20kmは十分可能。問題は連続登坂走行すると、平尾台八合目でモーターオーバーヒート。毎日の通勤となるとちと厳しいので非番の日にのみ使用するってことに。

 取扱説明書によると、一切雨はダメのようで、愛車エスティマの後席が格納庫。それならゴミ拾い以外でも、旅先でコイツを荷台から降ろし、街歩きの足として使おう。さっそく年の暮れに豊後高田に行って、昭和ロマンの町巡りをしてみました。楽しいラクチン、今度はどこへ行こう? おっとゴミ拾いはどうする! 休暇の日まで出動しなくてもよいくらいにポイ捨てが無くなってくれればなぁ。

2007年1月 6日 (土)

バギー通勤

 去年の夏から、お天気のよい日は、ATVに乗って通勤しています。4輪バギーのことで、登録は原付き扱いで、交通法規上は普通自動車扱いの、不思議なジャンルの乗り物。姿形はオフロードバイクを連想し、平尾台に乗ってくると、草地を走るつもりに見られるかも知れないが、公道を走れるのは50cc未満で、そんな能力は全くなし。
Dsc03731 前々から通勤路の平尾台登山道(県道28号)や、国定公園の小径にポイ捨てされるゴミが気になっていました。拾おうにも道が狭いので車を停めると後続車に迷惑がられ、対向車には牽かれそうになります。2輪車だと急坂でスタンドが立たないし、拾ったゴミが運べない。何かよいものはと思っていたら、原付4輪車を見かけて、すぐさま衝動買い。

 低速走行/停車中に目立つよう明滅ライトを増設したり、ゴミ袋アタッチメントをしたり、トレーラを牽引したり改造。ゴミ拾い車としての使い勝手は、98点のレベルに仕上がりました。マイナス2点は、低速走行/停車を繰り返すのでバッテリーがすぐアガルこと。ゴミ拾い通勤はストレス解消にもなり満足中。